大学野球「主務(マネージャー)」「学生コーチ」「アナリスト」を対象にしたアワード開催中!

大学野球経験者だけど…零細企業の就職ってどうなの?先輩社員のリアルな体験談

  • 就職活動
2025年06月27日

「大学野球と就職」について、多くの相談が寄せられます。今回は、零細企業に就職された新卒の方からいただいた相談を元に、リアルな体験談と、大学野球経験者ならではの視点から見た就職活動のヒントをお届けします。「零細企業に就職された新卒の方いらっしゃいますか? 私がそうなのですが、よろしければ色々教えてください。」というご相談をいただきました。具体的には、性別、年齢、卒業校、職種、会社の規模、同期の人数、会社の雰囲気、新人研修の内容、そして就職活動への反省点などについて詳しくお伺いしました。相談者の方は、女性で22歳、情報系の学部を卒業し、システムエンジニアとして15名(女性4名)の零細企業に就職。同期はいないとのことでした。会社の雰囲気は静かで、新人研修も具体的プログラムがなく、指示待ちの状態が続いているようです。毎日「今日何したらいいですか?」と尋ねているとのこと。この状況に不安を感じ、相談に至ったようです。わかります、その気持ちすごくわかります!私も似たような経験をした友人がいますから。

零細企業のリアルな社風…想像と違った?

相談者の方の職場は、静かで昼食時も会話がないとのこと。これは零細企業によってはよくある光景かもしれません。大企業のような活気あふれる雰囲気とは異なるため、最初は戸惑うこともあるでしょう。「誰も一言も話しません」という状況は、少し寂しく感じるかもしれませんね。私も以前、友人から中小企業のインターンシップの話を聞いたことがありますが、大企業とは全く違う雰囲気で、最初は戸惑っていたと話していました。しかし、それは決して悪いことではありません。むしろ、個人の作業に集中できる環境と捉えることもできるでしょう。自分のペースで仕事に取り組めるのは、ある意味、大きなメリットです。ただし、コミュニケーション不足による孤立感を感じやすいというデメリットも考慮する必要があります。

重要なのは、自分からコミュニケーションを積極的にとっていくことです。ランチタイムに、隣の人と少し話してみる、休憩時間に雑談に参加してみるなど、小さな一歩から始めてみましょう。もしかしたら、意外な共通点が見つかるかもしれません。また、上司や先輩に、仕事に関する疑問点を積極的に質問することも大切です。相談者の方のように「今日何したらいいですか?」と尋ねることは、決して悪いことではありません。むしろ、積極的に仕事を探し、学びを深めようとする姿勢を示していると言えるでしょう。ただし、単に指示を待つだけでなく、自分の仕事への意欲や目標を伝えることも重要です。例えば、「このプロジェクトで、どのようなスキルを身につけることを目指していますか?」といった質問をすることで、より具体的な指示を得られるかもしれません。

新人研修ってどうすればいいの?不安を解消する方法

「具体的なプログラムがなく、出社しても誰も指示くれない」という相談者の方の悩み、本当に共感します。多くの零細企業では、大企業のような体系的な新人研修は期待できないかもしれません。しかし、だからといって何もできないわけではありません。自ら学習計画を立て、積極的に行動していくことが重要です。例えば、会社のシステムや業務内容に関するマニュアルがあれば、熟読してみましょう。わからないことがあれば、上司や先輩に質問するだけでなく、インターネットで情報を検索したり、関連書籍を読んだりするのも有効です。また、社内外の研修制度がないか確認してみましょう。中小企業でも、外部講師を招いての研修や、オンライン学習ツールの利用などを導入しているケースもあります。もし、そういった制度がない場合は、上司に研修の必要性を伝え、提案してみるのも良いかもしれません。自分の成長意欲を示すことで、会社側もサポートしてくれる可能性があります。

さらに、先輩社員に積極的に相談することも有効です。相談者の方のように、静かな職場だと相談しにくいと感じるかもしれませんが、勇気を出して話しかけてみましょう。先輩社員は、過去の経験から、相談者の方が抱える不安や悩みを理解し、的確なアドバイスをしてくれるはずです。もしかしたら、あなたと同じような経験をした先輩がいるかもしれません。彼らの経験談を聞くことで、不安が解消され、仕事へのモチベーションを高めることができるでしょう。 また、同世代の友人や大学時代の仲間と定期的に連絡を取り合うことも、精神的な支えになります。仕事で抱える悩みを共有したり、互いに励まし合うことで、前向きな気持ちで仕事に取り組むことができるでしょう。

大学野球経験が活かせる就職活動…実は意外な強みも?

大学野球経験者は、チームワークや責任感、目標達成能力など、多くの企業が求める能力を自然と身につけています。これらの経験は、履歴書や面接で効果的にアピールすることで、就職活動の大きな武器となります。例えば、「厳しい練習を通して培った忍耐力」や「チームメイトと協力して目標を達成した経験」などを具体的に説明することで、あなたの能力をより明確に伝えることができます。また、「困難な状況でも諦めずに努力を続けた経験」は、零細企業で働く上で非常に重要な資質です。零細企業では、一人ひとりが多くの役割を担う必要があり、困難な状況に直面することも少なくありません。大学野球での経験は、そのような状況でも冷静に判断し、問題解決に取り組む能力を養ってくれます。

さらに、大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援にも力を入れています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、就職活動の全てを支援するわけではありませんが、あなたの経験や強みを活かせる企業との出会いをサポートするお手伝いができればと考えています。もし、就職活動で悩んでいることがあれば、気軽に相談してください。もちろん、相談は強制ではありません。あなたのペースで、就職活動を進めていきましょう。そして、「もっと就職頑張ればよかった~」という後悔を残さないように、しっかりと準備をして、納得のいく就職活動をしてください。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。