「現在就職活動をしています。ESでかなり苦戦したため、やっと今1次面接・2次面接をしている状況で、内定はまだ頂いていません。先日、まだこの時期に内定を取れていない学生は落ちやすいと聞き、かなりあせっています。今日、ある会社の面接で選考状況を聞かれ、『一社内定を頂いている』と嘘をついてしまいました。しかも、その際どのような会社かと聞かれ、私はまだ選考中の会社名を挙げてしまいました。名前を出した会社は業界は違うのですが、まだ内定を出す過程には行ってませんし、もし調べればすぐ嘘はばれます。面接をした会社はかなり志望度は高く、入りたいと思っています。ですが、もし内定をいただいても、嘘が付いたことがわかれば内定取り消しになるのではないかという不安、そして何より人生が掛かっている面接で嘘をついてしまった罪悪感で、今、その会社の最終選考を辞退するか本当に迷っています。私と同じような経験をされた方、また人事を担当されている方がいらっしゃったら何かアドバイスをください…」このようなご相談、私たち大学野球支援機構にも時々寄せられます。わかります…本当に辛い状況ですよね。
面接で嘘をついた…内定取り消しになる可能性は?
まず、ご自身の状況を冷静に分析してみましょう。面接で嘘をついたことは、大きなリスクを伴います。企業は誠実さを重視します。嘘が発覚すれば、内定取り消しはほぼ確実でしょう。そして、一度失った信用を取り戻すのは非常に困難です。これは、野球で言えば、一度大きなミスをしてしまった時の様なものです。そのミスを挽回するために、より一層の努力が必要になるのと同様、企業の信頼を取り戻すには、それ以上の努力が必要になるでしょう。
しかし、まだ全てが終わったわけではありません。例えば、私の友人で、過去に就活で似たような経験をした人がいます。彼は、志望度の高い企業の面接で、選考状況について少し盛って話してしまい、後で深く後悔しました。彼は、すぐにその企業に連絡し、正直に全てを説明しました。もちろん、企業側は驚きましたが、彼の誠実な態度と、その後の対応、そして彼の能力を評価してくれた結果、内定を得ることができました。もちろん、彼のケースが全ての人に当てはまるわけではありませんが、正直に謝罪し、その後の対応で誠意を示すことが重要です。
大切なのは、嘘をついた事実を隠蔽しようとしないことです。企業は、完璧な人間を求めているわけではありません。ミスを犯しても、それをどのように受け止め、どのように改善していくのかを見ているのです。
嘘をついたことを企業に伝えるべき?どう伝えるのがベスト?
正直に伝えるべきか、悩ましいですよね。しかし、嘘を隠すことは、より大きなリスクを招きます。最終選考に進んでいるということは、企業側もあなたに一定の能力や可能性を感じている証拠です。その信頼を、嘘によって自ら壊してしまうのは、非常に勿体ないことです。
もし伝えることを決めたなら、早急に、そして直接的に伝えましょう。メールではなく、電話で、もしくは直接会って説明するのが良いでしょう。その際、単に「嘘をつきました」と伝えるのではなく、なぜ嘘をついたのか、その時の状況、そして今の気持ちを具体的に説明することが重要です。例えば、「内定がないと不利だと焦り、つい…」「志望度が高く、どうしてもこの会社に入社したかった一心で…」など、自分の気持ちを正直に伝えましょう。そして、深く反省していること、二度と繰り返さないことを明確に伝えましょう。
また、企業側の反応を予測し、最悪の事態も想定しておきましょう。内定取り消しになる可能性も十分に考えられます。その場合でも、冷静に受け止め、次のステップへ進む準備をしておきましょう。
大学野球経験を活かす就職活動のポイント
大学野球で培った経験は、就職活動において大きな武器になります。責任感、チームワーク、忍耐力、目標達成能力など、企業が求める多くの資質を身につけているはずです。しかし、それを効果的に伝える方法を知らないと、せっかくの経験が活かせません。
例えば、面接では「大学野球部で主将を務めた経験から、チームをまとめるリーダーシップを学びました」といった抽象的な説明ではなく、「具体的なエピソードを交えて説明する」ことが重要です。例えば、「〇〇という困難な状況に直面した時、チームメンバーと協力し、どのように問題を解決し、目標を達成したか」といった具体的なエピソードを話すことで、企業はあなたの能力をより具体的に理解することができます。
また、野球に理解のある企業を探すことも有効です。大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業との就職支援にも力を入れています。社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、これはあくまで選択肢の一つであり、ご自身のキャリアプランに合った企業を選ぶことが最も重要です。
就活は本当に大変ですが、決してあなただけではありません。多くの学生が同じような悩みを抱え、乗り越えています。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。そして、今回の経験を糧に、より成長できる機会と捉えてください。