20歳のお姉様から、17歳の妹さんとの関係、そしてお母様との関係について、辛いお気持ちのご相談を受けました。妹さんへの偏愛を感じられるお母様との関係、そしてその中でご自身がお感じになる劣等感や葛藤、本当につらい状況だとお察しします。 大学生活、部活動、そして将来のキャリアを考える中で、ご家庭の状況が大きな負担になっていることと思います。

お母様の愛情表現は、本当に妹さんだけに向けられているのでしょうか？

「お母様が妹さんの方が好き」というお気持ち、とてもよく分かります。小さい頃からのおもちゃの扱い方、高校進学の際の対応、そして最近の退学危機における対応など、お母様の行動を振り返ると、確かに妹さんへの偏愛が目立つように感じますよね。 しかし、お母様の行動の裏側には、もしかしたら別の理由があるかもしれません。例えば、妹さんの「わがまま」や「人を振り回す」という性格は、お母様にとって、ある種の「可愛らしさ」や「魅力」として映っている可能性があります。 一方、あなたは「自分に自信がなく、根暗で遠慮がち」とご自身を評されていますが、お母様は、あなたを心配するあまり、直接的な愛情表現が苦手なのかもしれません。 もしかしたら、あなたへの愛情表現の仕方が、妹さんとは違う形になっているだけなのかもしれません。 これは、お母様自身の育ち方や性格、そしてあなたと妹さんの性格の違いなども関係しているかもしれません。

例えば、私の友人で、幼い頃に両親から厳しく育てられた人がいます。その人は、大人になっても、自分の気持ちを素直に表現することが苦手で、結果的に、周りの人に誤解を与えてしまうことが多々ありました。 お母様の行動も、もしかしたら、そのような背景があるのかもしれません。 もちろん、これは推測に過ぎませんが、お母様の行動を一方的に「妹さんへの偏愛」と捉えるのではなく、少し違った角度から見てみることも大切です。 もしかしたら、お母様は、あなたにも愛情を持っているけれど、それをうまく表現できていないだけなのかもしれません。

大学生活と野球、そして将来のキャリアをどう両立する？

大学生活と野球部の活動、そして将来のキャリアをどのように両立していくか、これは多くの大学生が抱える悩みですよね。特に、ご家庭の状況が複雑な場合は、なおさら難しい問題だと思います。 まず、ご自身の状況を客観的に把握することが大切です。 あなたは現在、大学に通いながら野球部に所属しているとのことですが、学業と部活動の両立はうまくいっていますか？ もし、どちらかに負担を感じているのであれば、優先順位を見直す必要があるかもしれません。 例えば、部活動に時間を割く分、学業に時間を割く時間を減らすなど、バランスを取る工夫が必要です。 また、将来のキャリアについても、具体的な目標を設定し、それに必要なスキルや知識を身につける計画を立てることが重要です。 大学生活の中で、インターンシップやアルバイトなどを経験することで、社会経験を積むこともできます。

就職活動についても、早めの準備が大切です。 野球部員であることは、必ずしも就職活動において不利ではありません。むしろ、責任感やチームワーク、粘り強さといった、野球部活動で培った経験は、企業から高く評価される可能性があります。 ただし、企業によっては、野球部活動に理解のある企業とそうでない企業があります。 野球に理解のある企業を探す際には、大学キャリアセンターや、一般社団法人大学野球支援機構のような団体に相談してみるのも良いかもしれません。 機構では、野球部員が就職活動を行う際に役立つ情報を提供したり、野球に理解のある企業を紹介したりするサポートを行っています。 もちろん、就職活動は自分自身で行うことが基本ですが、適切なサポートを受けることで、よりスムーズに進めることができるでしょう。

家族関係の悩みを乗り越えるために、あなたができること

家族関係の悩みは、非常にデリケートな問題です。 お母様との関係を改善するためには、まず、ご自身の気持ちを素直に表現することが大切です。 「お母様は妹さんだけを可愛がっている」という気持ちを、直接的に伝えるのではなく、「最近、少し寂しい気持ちを抱いています」といったように、自分の感情を具体的に伝えることが重要です。 また、お母様とのコミュニケーションを積極的に取ることも大切です。 例えば、一緒に食事をしたり、話をしたりする時間を増やすことで、お互いの理解を深めることができます。 もし、どうしてもお母様と直接話すのが難しい場合は、手紙を書いてみるのも良いかもしれません。 手紙であれば、自分の気持ちを落ち着いて整理して伝えることができます。

そして、あなた自身も、自分を大切にすることを忘れないでください。 あなたは、鬱病を経験した過去をお持ちです。 過去の経験は、決して無駄ではありません。 その経験を通して、あなたは多くのことを学び、成長してきたはずです。 自分を責めるのではなく、自分の経験を活かし、前向きに生きていくことが大切です。 もし、どうしても一人で抱えきれない悩みがある場合は、大学のカウンセリングセンターや、信頼できる友人、家族などに相談してみることをお勧めします。 一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることも、決して恥ずかしいことではありません。

また、妹さんとの関係についても、改善の余地があるかもしれません。 妹さんとのコミュニケーションを積極的に取り、お互いの理解を深める努力をしてみましょう。 もちろん、すぐに関係が改善するとは限りませんが、少しずつでも努力を続けることが大切です。 そして、自分自身の幸せを優先することも大切です。 お母様や妹さんの気持ちに振り回されるのではなく、自分の気持ちに正直に生きることが、最終的には、あなた自身の幸せにつながるはずです。