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大学院修了後、日本の大学教員を目指せる?研究業績と就職活動の両立について

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、機構には海外大学院で学ぶ日本人学生から、日本の大学教員を目指す上でのキャリアプランに関する相談がありました。「ドイツの大学院で修士課程を修了予定で、来年日本の大学で教員を目指したいと考えている。日本の学会にも所属しており、卒業までに研究紀要2通は執筆できる見込みだが、応募要件の主要業績が3通必要で悩んでいる。修士論文を主要業績としてカウントしても良いのだろうか?」という内容でした。 教員採用における業績要件や、海外での研究経験を活かした就職活動について、詳しく見ていきましょう。

日本の大学教員の採用条件って、本当に厳しいの?

日本の大学教員の採用条件、特に「主要業績3通」というハードルは、確かに高く感じるかもしれませんね。わかります。私もかつては、同じように将来への不安を抱えていました。 しかし、「主要業績3通」という条件は、大学や学部、募集する職種によって大きく異なることを知っておくことが大切です。 中には、研究業績よりも教育経験や指導力、社会貢献などを重視する大学もあります。また、若手教員向けのポストであれば、研究業績の数が少なくても、将来性やポテンシャルを評価してくれる可能性もあります。

例えば、私の友人で、海外留学経験を活かして地方大学の教員になった人がいます。彼は、留学中に得た国際的な研究ネットワークと、自身の研究テーマに対する情熱をアピールすることで、研究業績数が少ない点を補いました。重要なのは、単なる業績の数ではなく、その質と内容、そして自身の研究に対する情熱をどのように伝えるかです。 修士論文は、大学教授の査読が入っているとのことですので、質の高い研究成果であることは間違いありません。 それをどのようにアピールするかが鍵になります。

さらに、研究業績以外にも、大学教員としての資質を評価する要素はたくさんあります。例えば、教育経験、学会活動、国際交流経験、地域貢献活動などです。これらの活動を通じて培ってきたスキルや経験を、積極的にアピールすることで、採用担当者にあなたの魅力を伝えることができます。 海外大学院での経験は、国際的な視野や多様な文化への理解といった、大きな強みになりますよ。

修士論文は主要業績として認められる?

修士論文が主要業績として認められるかどうかは、応募する大学や学部、募集要項によって異なります。 一般的には、査読付き論文であれば、主要業績として認められる可能性が高いです。 あなたの修士論文は大学教授の査読が入っているとのことですので、十分に主要業績として認められる可能性があります。 しかし、念のため、応募する大学のホームページで募集要項をよく確認し、問い合わせることをおすすめします。 直接問い合わせることで、あなたの修士論文が主要業績として認められるかどうかの確実な情報を得ることができます。

また、修士論文以外にも、研究成果をアピールできる方法があります。例えば、国際学会での発表、国内学会での発表、研究論文の投稿などです。 これらの活動を通じて、あなたの研究成果を広く知らしめることができます。 さらに、これらの活動を通じて得られた経験や知識は、大学教員としてのキャリアを築く上で、非常に役立つでしょう。

もし、研究業績が不足していると感じている場合は、積極的に研究活動に取り組むことが重要です。 学会発表や論文投稿を通して、研究成果を積み重ねていきましょう。 そして、あなたの研究成果を効果的にアピールするスキルを磨くことも大切です。 履歴書や応募書類、面接などを通して、あなたの研究成果と能力を効果的に伝える練習をしておきましょう。

大学教員を目指す上で、他にすべきことはある?

大学教員を目指す上で、研究業績の確保は確かに重要ですが、それだけが全てではありません。教育に対する情熱や、学生への指導力も重要な要素です。 例えば、大学院でのTA経験や、ボランティア活動などで培ってきた教育経験があれば、積極的にアピールしましょう。 また、人脈作りも大切です。 学会活動や研究会に参加することで、多くの研究者と交流し、情報収集や意見交換を行うことができます。 これらの活動を通じて、あなたの研究活動やキャリアプランに役立つアドバイスを得られるかもしれません。

さらに、日本の大学教育の現状や、大学教員の役割について理解を深めることも重要です。 日本の大学教育の課題や、大学教員に求められる能力について、積極的に情報収集を行いましょう。 そして、自分の強みや弱みを理解し、それらを活かしたキャリアプランを立てることが大切です。 大学教員を目指す上で、どのようなスキルや経験が必要なのかを明確に理解し、それらを身につけるための計画を立てましょう。

就職活動は、長く険しい道のりになるかもしれません。しかし、あなたの努力と情熱があれば、必ず道は開けます。 焦らず、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。 もし、キャリアプランについて悩んだ際は、気軽に相談できる相手を見つけることも大切です。 信頼できる友人や家族、大学のキャリアセンターなどに相談してみるのも良いかもしれません。中小企業の中には、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動を理解し、サポートしてくれる企業もあります。 そういった企業の情報収集も、視野に入れておくのも良いかもしれません。

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