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大学院卒業を目前に…教授からの実験強要、どうすればいい?

  • 就職活動
2025年06月27日

「大学院の理系2年生です。修士論文の単位は全て取得済みですが、教授から卒業後も実験を続けるよう強要されています。卒業が取り消される可能性はありますか?」 このようなご相談をいただくことがあります。卒業間近で、就職活動の準備や引越しなど、やるべきことが山積みなのに、教授からの実験強要に悩まれている…本当につらいですよね。わかります。この記事では、大学院での研究活動と卒業、そして就職活動とのバランスについて、具体的な解決策を一緒に考えていきましょう。

単位取得済みなのに…教授からの実験強要は法律違反?

まず、ご安心ください。単位が全て取得済みであれば、教授が追加の実験を強要しても、卒業を取り消すことは通常できません。 大学院の規定を確認する必要がありますが、一般的には、修了要件を満たしていれば卒業は認められます。教授の研究への貢献は重要ですが、それはあくまで卒業後の活動に期待されることであって、卒業の条件ではありません。 もちろん、教授の意向を無視するのは難しいと感じるかもしれません。しかし、あなたの権利を主張することは決して間違っていません。

多くの大学院生が、同様の状況で悩んでいることを知っておいてください。例えば、私の友人で、卒業論文の提出後も、教授から追加の実験を要求され、就職活動に支障をきたした人がいました。彼は、大学院の事務室に相談し、教授との間を取り持ってもらうことで、なんとか事態を収拾することができました。一人で抱え込まず、まずは相談できる人に話してみることをお勧めします。

また、教授の強要が、ハラスメントに該当する可能性も考慮すべきです。研究室の雰囲気や教授の言動を客観的に振り返り、必要であれば、大学院の相談窓口や学生相談室に相談することを検討しましょう。彼らは、あなたの状況を理解し、適切な対応策を助言してくれるはずです。あなたの精神的な健康と将来のキャリアを守るために、勇気を出して相談することを強くお勧めします。

就職活動と研究活動の両立、どうすればうまくいく?

大学院での研究活動と就職活動の両立は、非常に難しい課題ですよね。時間管理が重要になります。まず、就職活動のスケジュールを明確に立て、逆算して研究活動の計画を立てましょう。 例えば、エントリーシートの締め切り、面接の日程などをカレンダーに書き込み、その間にどの程度の研究時間を確保できるかを検討します。研究活動と就職活動の両立は、綿密な計画と自己管理が不可欠です。

具体的な時間管理の例として、1日のスケジュールを細かく区切り、研究時間と就職活動時間を割り振ることをお勧めします。例えば、午前中は研究に集中し、午後は就職活動に充てる、といった方法です。また、週末は就職活動に集中し、平日は研究に集中する、といった方法も有効です。大切なのは、自分にとって最適な時間配分を見つけることです。

さらに、周囲への協力を得ることも大切です。研究室の仲間や教授に、就職活動の状況を伝え、理解を求めましょう。必要に応じて、研究活動のスケジュール調整を依頼することも検討しましょう。一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、両立を目指しましょう。

卒業後のキャリアパス、どんな選択肢がある?

卒業後のキャリアパスは、研究職以外にも様々な選択肢があります。企業の研究開発部門はもちろん、一般企業の営業職や企画職など、あなたの専門知識やスキルを活かせる仕事はたくさんあります。特に、理系出身者は、論理的思考力や問題解決能力が求められる職種で活躍できる可能性が高いです。自分の強みや興味を改めて見つめ直し、幅広い選択肢を検討してみましょう。

中小企業の中には、野球に理解のある企業も多く存在します。社会人野球クラブチームへの所属や、現役選手としての活動に配慮のある企業も少なくありません。もし、野球を続けながらキャリアを築きたいと考えているのであれば、一般社団法人大学野球支援機構が、そのような企業との就職支援を行っています。機構では、あなたのスキルや経験、そして野球への情熱を理解してくれる企業を紹介するお手伝いをしています。もちろん、野球を続けたいかどうかはあなた次第です。まずは、自分のキャリアプランについてじっくりと考えてみましょう。

就職活動は、自分自身と向き合う大切な時間です。焦らず、じっくりと準備を進めていきましょう。そして、困難に直面したときには、一人で抱え込まず、周囲に相談することを忘れないでください。あなたは一人ではありません。

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