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大学院進学の面接、大丈夫?学内推薦の体験談と対策を徹底解説

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学院進学を目指す学生さんから、学内推薦の面接試験に関するご相談がありました。「学内推薦なので学科試験はなく面接のみ。研究計画書、学生時代に得たこと、興味を持った新聞記事の感想、卒業後の進路などを書く書類を提出する必要があるのですが、面接でどのような質問をされるのか、また、面接時間はどのくらいだったのかなど、具体的な情報が知りたい」とのことでした。そこで、今回は学内推薦での大学院面接試験について、経験者の声や対策方法を詳しく解説します。不安な気持ち、よく分かります!一緒に乗り越えましょう。

面接時間はどのくらい?予想外の質問に備えるには?

面接時間は、大学や学科によって大きく異なります。30分~1時間程度のところが多く、中にはもっと短い場合や、逆に2時間近くかかるケースもあるようです。私の友人で、ある大学の大学院進学面接を受けた人がいましたが、彼女は30分程度の面接だったと言っていました。一方、別の友人(別の大学)は1時間近く面接時間があったと聞いています。面接官の先生の人数によっても変わってくるかもしれませんね。

そして、重要なのは予想外の質問にも対応できる準備をすることです。提出書類の内容に関する質問はもちろんですが、「あなたの強みは?」「なぜこの大学院に進学したいのか?」「大学生活で最も苦労したこと、そしてそれをどのように乗り越えたか?」といった、あなたの人物像や能力を見極めるための質問が多数出題される可能性が高いです。事前に、これらの質問に対する回答をしっかりと準備しておきましょう。さらに、想定外の質問にも対応できるよう、自分の経験や考えを整理しておくことも重要です。

例えば、私の知人で、野球部所属だった学生は、「大学生活で最も苦労したこと」という質問に対し、野球部活動と学業の両立の苦労を話し、その中で時間管理能力や責任感などを磨いた経験を具体的に説明していました。面接官の先生は、彼の経験から責任感の強さや粘り強さを見抜いたようです。このように、自身の経験を具体的なエピソードとともに説明することで、より説得力のある回答になります。

研究計画書の内容を深く掘り下げる質問への対策は?

研究計画書は、面接で最も多く質問される項目の一つです。研究テーマの選定理由、研究方法、研究の目的や意義など、計画書に書かれている内容について、深く掘り下げて質問されることを想定しておきましょう。単に計画書に書いた内容を暗記するだけでなく、なぜそのテーマを選んだのか、そのテーマに対するあなたの情熱を明確に説明できるように準備することが大切です。

例えば、「なぜこの研究テーマを選んだのですか?」という質問に対しては、単に「興味があったから」と答えるのではなく、「幼い頃からの経験から○○に興味を持ち、大学での○○の授業を通して○○という課題を発見し、この研究テーマに至った」といったように、具体的なエピソードを交えて説明することで、あなたの研究への真剣さが伝わります。また、研究計画の進捗状況や、想定される困難とその解決策についても、しっかりと準備しておきましょう。

さらに、研究計画書に関連する専門的な知識についても質問される可能性があります。事前に、関連する文献を読み込み、専門用語の意味や概念を理解しておきましょう。もし、理解できない部分があれば、先生に質問するのも良い方法です。積極的に質問することで、あなたの学習意欲や探究心を示すこともできます。

卒業後の進路について、どのように答えるべき?

卒業後の進路については、漠然とした回答ではなく、具体的なビジョンを示すことが重要です。将来どのような研究者を目指したいのか、どのようなキャリアを歩みたいのか、しっかりと考え、明確に説明できるように準備しましょう。単に「研究者になりたい」と答えるだけでなく、どのような研究をしたいのか、どのような貢献をしたいのかなどを具体的に説明することで、あなたの将来像が面接官に伝わりやすくなります。

また、大学院での学びが、将来のキャリアにどのように役立つのかについても説明できるようにしておきましょう。大学院で得られる知識やスキルを活かして、どのような研究や仕事に携わりたいのか、具体的な目標を提示することで、あなたの計画性や実現力をアピールすることができます。もし、就職活動と並行して大学院進学を考えている場合は、その点についても正直に説明し、両立するための計画を示すことが重要です。大学院での学びとキャリアプランを明確に結びつけることで、面接官の信頼を得ることができます。

例えば、ある学生は、大学院で得た専門知識を活かして、中小企業で研究開発に携わりたいと明確に述べていました。彼は、中小企業の抱える課題や、自身の研究がどのように貢献できるのかを具体的に説明し、面接官の先生を強く印象づけたようです。このような具体的なビジョンを示すことで、あなたの熱意と将来への展望が伝わり、好印象を与えられるでしょう。もちろん、進路がまだ固まっていないという場合でも、将来のキャリアプランについて真剣に考えている姿勢を示すことが大切です。

大学院進学の面接は、あなたの能力や人となりを見極める場です。しっかりと準備をして、自信を持って臨みましょう。あなたの努力と熱意が、必ず実を結ぶと信じています。

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