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大学3年生の夏休み、アルバイトと就活、どっちを優先すべき?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学3年生の方からこんな相談を受けました。「今、就活の準備が始まっていますが、夏休みは週3回以上(8:30~18:00)でアルバイトをしようと思っています。この考えは甘いでしょうか?大学3年の夏休みは、アルバイトをせず(または週1に減らす等)、もっと就活に専念すべきでしょうか?」 確かに、大学3年生の夏休みは就活の重要な時期ですよね。アルバイトと就活、両立は可能なのでしょうか?一緒に考えていきましょう。

夏休み中のアルバイト、本当に必要?優先順位はどう考える?

「夏休みはアルバイトに充てたいけど、就活もちゃんとしたい…」そう悩んでいる皆さん、本当にたくさんいらっしゃいます。わかります!私も学生時代、同じような葛藤を抱えていました。夏休みは、アルバイトでまとまったお金を稼げる貴重な機会です。一方で、就活活動も本格化し、企業説明会や面接、インターンシップなどに参加する機会も増えます。どちらを優先すべきか、非常に難しい問題ですよね。

まず、アルバイトの必要性を改めて考えてみましょう。生活費の足しにするため?留学資金を貯めるため?それとも、将来独立開業のための資金準備でしょうか?目的が明確であれば、その必要性を客観的に評価できます。一方、就活活動は、将来のキャリアを左右する重要な活動です。企業研究、自己分析、面接対策など、時間と労力を要する作業が山積みです。アルバイトと就活、どちらがあなたにとってより「今、やるべきこと」なのか、じっくり考えてみてください。

例えば、私の友人で、夏休み中ずっとアルバイトに時間を費やしていた人がいました。結果、就活活動が遅れ、希望する企業への応募が間に合わなかったというケースもありました。もちろん、アルバイトと就活を両立させて、見事内定を獲得した人もいます。成功例と失敗例を比較検討し、自分にとって最適なバランスを見つけることが大切です。「両立できる」と安易に考えるのではなく、具体的なスケジュールを立て、時間管理能力を試す良い機会と捉えましょう。

就活に専念すべき?時間管理術と効率化の秘訣

「夏休みは就活に専念すべき」という意見もよく聞きます。確かに、夏休みは就活活動に集中できる貴重な時間です。しかし、「専念する」とは、ただ時間をかけることではありません。効率的に活動を進めることが重要です。そのためには、綿密な計画と時間管理が不可欠です。例えば、1日のスケジュールを細かく区切り、就活活動に充てる時間を明確に設定する。そして、その時間内に、何をどれだけ達成するのか、具体的な目標を設定しましょう。

  • 企業研究:1日に何社分の企業研究を行うか、具体的な目標を設定する。
  • 自己分析:毎日30分、自己分析に時間をかけるなど、具体的な時間配分を行う。
  • 面接対策:友人との模擬面接を週に何回行うか、目標を設定する。

さらに、効率化を図ることも重要です。例えば、企業研究は、効率的に情報を集められるツールを活用しましょう。また、面接対策は、過去問を分析し、効果的な練習方法を見つけることが重要です。時間がないからと焦って行動するのではなく、計画的に、そして効率的に活動を進めることが、成功への近道です。

また、休息も大切です。毎日長時間就活に費やすと、疲れてしまい、集中力が低下してしまいます。適度な休憩を取り、リフレッシュすることで、より効率的に活動を進めることができます。例えば、週末は完全に休息日を設けたり、毎日30分は散歩や読書などのリフレッシュタイムを設けたりするのも良いでしょう。

中小企業への就職:野球経験を活かせる可能性

大学野球を経験した皆さんの中には、「野球経験が就活に役立つのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。もちろん、野球経験が直接的に就職活動に有利に働くとは限りません。しかし、野球部で培った経験やスキルは、企業が求める人材像と重なる部分が多くあります。

例えば、責任感、チームワーク、忍耐力、目標達成能力など、野球部活動を通して培ったこれらの能力は、多くの企業が求める重要な要素です。面接では、これらの経験を具体的に説明することで、あなたの強みを効果的にアピールできます。特に、野球に理解のある中小企業の中には、社会人野球クラブチームの所属や現役選手としての活動を配慮してくれる企業もあります。これらの企業では、あなたの野球経験が大きなプラス要素となる可能性が高いでしょう。もちろん、すべての企業がそうではありませんが、可能性を探ってみる価値は十分にあります。

一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業との就職支援にも力を入れています。企業選びの際に、あなたの野球経験を活かせる可能性を検討してみてはいかがでしょうか。もちろん、就職活動は、企業選びだけでなく、自己分析や面接対策など、多くの要素が絡み合っています。それぞれの要素を丁寧に準備することで、より良い結果が得られるはずです。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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