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大学4年、内定が出てからも…夢を諦めるのはまだ早い?大工への道、今、本当に遅すぎる?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学4年生の学生からこんな相談がありました。「建築関係の会社に内定が決まったのですが、最近になって、子供の頃から夢見ていた大工への気持ちが再燃してきました。このまま内定先に進むべきか、それとも大工を目指して将来を大きく変えるべきか、悩んでいます。すでに卒業も間近で、今から大工を目指せるのか、年齢的に遅すぎるのではないかという不安もあります。」 この相談、多くの大学生、特にスポーツに打ち込んできた学生が抱える葛藤と重なる部分が多いと感じています。野球に青春を捧げ、将来への不安と夢の狭間で揺れる…そんな皆さんに、少しでもお役に立てる情報を提供できれば幸いです。

大工になるには、年齢は本当にネックになるの?

「年齢的に遅すぎる」という不安、すごくよく分かります。特に、すでに内定まで決まっている状況だと、その不安はさらに大きくなりますよね。しかし、年齢は必ずしも壁ではありません。もちろん、若い方が体力的に有利な面はありますが、経験や知識を活かすことで、年齢をカバーできる部分もたくさんあります。例えば、建築関係の会社で得た知識や経験は、大工としての仕事にも必ず役立ちます。設計図面の見方や建築資材の知識、現場でのコミュニケーションスキルなど、活かせる点は数多くあります。

私の友人で、40代で木工職人に転身した人がいます。彼はそれまで全く畑違いの仕事をしていましたが、長年の趣味で培った技術と、強い意志を持って挑戦した結果、今では腕利きの職人として活躍しています。年齢は、決して挑戦を諦める理由にはなりません。大切なのは、あなたの「やりたい」という気持ちの強さです。

もちろん、大工になるための道は容易ではありません。国家資格である「建築大工」の取得を目指したり、専門学校に通ったり、あるいは見習いとして経験を積むなど、様々な方法があります。どの道を選ぶかは、あなたの状況や目標によって異なりますが、「今からでも遅くない」と自信を持って言えます

野球経験が、大工の仕事で活かせるって本当?

野球経験が、大工の仕事に活かせるのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。一見、全く関係ないように思えますが、実は意外なほど共通点が多いのです。野球で培った忍耐力、体力、チームワーク力は、大工の仕事においても非常に重要です。厳しい練習を乗り越えてきた経験は、困難な作業にも粘り強く取り組む力につながります。また、チームプレーで培ったコミュニケーション能力は、職場の仲間との協調性を高め、より良い仕事をする上で不可欠です。

例えば、野球部で鍛えた集中力は、精密な作業が必要な大工の仕事に役立ちます。また、責任感も同様です。野球部では、チームの勝利のために、自分の役割を全うする責任がありました。大工の仕事でも、安全で質の高い建物を造るという責任が求められます。これらの経験は、大工として成功するための重要な土台となるでしょう。

さらに、体力は言うまでもなく重要です。野球部で培った体力は、大工の仕事で必要となる体力を支えるでしょう。重い資材を運び、長時間作業を行う体力は、野球部での厳しい練習によって培われたものと共通する部分が多いはずです。

大学野球と就職活動、そして将来の夢…どう両立すればいい?

大学野球に打ち込みながら、就職活動を行い、そして将来の夢を追いかける…これらを同時に進めるのは、確かに大変ですよね。時間管理が非常に重要になります。まず、優先順位を決め、計画的に時間を使うことが大切です。例えば、就職活動に集中する期間と、大工の仕事について調べる期間を分けて計画を立ててみましょう。

また、周りの人に相談することも有効です。家族や友人、大学のキャリアセンターなどに相談することで、客観的な視点を得ることができ、より良い判断ができます。そして、自分自身を信じることも大切です。あなたは、野球を通して多くのことを学び、成長してきました。その経験は、将来のどんな道に進んでも、必ずあなたの力になります。

もし、大工の道を選んだ場合、中小企業への就職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。中には、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に理解のある企業もあります。大学野球支援機構では、そうした企業との繋がりもありますので、もしご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。(※あくまで可能性を示唆するものであり、就職活動の誘導を目的としていません)

大切なのは、あなた自身の気持ちです。 本当にやりたいことは何か、じっくりと時間をかけて考えてみてください。そして、その答えに従って、一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています!

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。