大学3年生で、コンピュータの勉強に必要になった英語が全くできずお悩みとのこと。中学校時代は不登校で英語学習に挫折し、現在は鬱病で通院中とのこと、そして大学も推薦入学で英語力は中学生レベルに達していない…と伺いました。様々な先生からアドバイスを受けながらも、何から始めたら良いのか分からず、途方に暮れている状況、よく分かります。私たちも、多くの大学生から同様の相談を受けてきました。決してあなただけではありません。
中学英語からやり直すべき？本当に必要なのは「使える英語」です
「中学校の英語から勉強した方が良い」というアドバイス、よく耳にすると思います。確かに基礎が大切ですが、大学3年生でコンピュータ関連の勉強に英語が必要とのことですから、中学英語の完璧なマスターを目指さなくても良いのではないでしょうか。大切なのは、コンピュータ関連の文章を読んだり書いたり、必要な情報を調べたりできる「使える英語」です。
例えば、ある大学の学生さんは、ゲーム開発を志望し、英語の専門書を読む必要に迫られました。彼は中学英語レベルから完璧にやり直すのではなく、必要な専門用語を辞書で調べながら、少しずつ英文を読む練習から始めました。最初は大変でしたが、目標を定めて学習することで、着実に英語力を伸ばし、今では英語の論文も読めるようになりました。彼の経験から分かるように、「何のために英語が必要なのか？」を明確にすることが、学習のモチベーションを維持する上で非常に重要です。
あなたの場合は、コンピュータ関連の仕事を目指しているわけですから、専門用語を理解し、技術文書を読めるようになることを目標にすると良いでしょう。いきなり難しい英文を読むのではなく、簡単な技術ブログやニュース記事から始めて、徐々にレベルを上げていくのがおすすめです。そして、「爆笑問題・パックンの読むだけで英語がわかる本」や「学研の問題集英文法中学1～3年」のような、あなたにとって分かりやすい教材を活用することはとても良い方法です。薄い教材でも、理解度が高ければ十分効果を発揮します。
英語アレルギー克服の秘訣は「小さな成功体験」を積み重ねること
「英語アレルギー」というお医者さんの診断、少しショックですよね。わかります。でも、アレルギーは克服できるものです。大切なのは、無理強いせず、小さな成功体験を積み重ねることです。例えば、毎日1つの英単語を覚える、簡単な英文を1文翻訳するなど、「できた！」という小さな喜びを味わうことが、学習意欲を高める鍵となります。
私の友人で、英語が苦手だった人がいました。彼女は、まず英語の童話から読み始めました。簡単な文章なので、ストレスなく読めることが、彼女の自信につながりました。その後、徐々にレベルの高い本に挑戦し、今では英語で小説を読むことができるようになりました。自分に合った教材や学習方法を見つけることが、英語アレルギー克服の第一歩です。
また、学習時間の長さよりも、集中力と質を重視しましょう。疲れている時は無理せず休憩を取り、気分転換をしてから学習に取り組みましょう。そして、学習内容を記録し、自分の進捗状況を確認することで、モチベーションを維持することができます。小さな成功体験を積み重ね、自信をつけていきましょう。
就職活動と両立できる英語学習法とは？時間管理と目標設定が重要
大学3年生となると、就職活動やゼミ、部活動など、時間的な制約も多いですよね。そんな中での英語学習は、確かに大変だと思います。でも、時間管理と目標設定をしっかり行うことで、両立は可能です。まず、1日の学習時間を具体的に決めて、スケジュールに組み込みましょう。そして、短期的な目標を設定し、達成するごとに自分を褒めてあげましょう。
例えば、「今週は、この技術ブログを5記事読む」とか「この単語帳の10単語を覚える」といった具体的な目標を設定します。そして、目標を達成したら、ご褒美として好きなことをしましょう。映画を見たり、美味しいものを食べたり、好きなことをすることで、学習のモチベーションを維持することができます。無理なく続けられるペースを見つけることが大切です。
また、スキマ時間を有効活用することも重要です。通勤電車の中や、寝る前の少しの時間など、ちょっとした時間でも英語学習に取り組むことができます。スマホアプリを使って単語を覚えたり、英語のニュースを聞いたりするのも良いでしょう。「忙しいからできない」ではなく「どのように時間を作るか」を考えることが重要です。
就職活動においても、英語力は大きな武器になります。特にコンピュータ関連の仕事では、英語の技術文書を読んだり書いたりする能力が求められます。英語学習を通して得たスキルは、就職活動にも役立つでしょう。英語学習は、あなたのキャリアパスを大きく広げる可能性を秘めているということを忘れないでください。
もし、就職活動で企業選びに悩んだ場合は、野球に理解のある中小企業を探してみるのも良いかもしれません。社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のある企業も存在します。そのような企業を見つけるお手伝いも、私たち大学野球支援機構が得意とするところです。ただし、これはあくまで選択肢の一つであり、あなたのキャリアプランに合った企業を選ぶことが一番重要です。