「大学4年生女子です。就職活動をしております。大学2年生の時、養護教諭に憧れていましたが、文学部のため諦めました。第一志望の会社に落ちてしまい、中小企業から内定をもらいましたが、まだ就職活動を続けています。将来、どんな仕事がしたいのかわかりません。周りの友達は内定をもらって就活を終えようとしていて、比べて落ち込んでいます。学校(教師以外)の事務か養護教諭の仕事がしたいのですが、今から大学院に入って養護教諭になるのは無理でしょうか?」 多くの大学生が抱える就職活動の悩み、そして将来への不安。この相談、私たち大学野球支援機構にもよく寄せられます。焦る気持ち、よく分かります。でも、まだ諦めるのは早いですよ。
周りの友達と比べて落ち込むのは、なぜ?
「周りの友達は内定をもらって就活を終えようとしていて…」「『大手3社から内定もらった』なんて言われるたびに、私は無能だと落ち込んでいます…」わかります。SNSを見ても、華々しい内定報告ばかりが目に入ってきますよね。焦る気持ち、すごくよく分かります。でも、少し立ち止まって考えてみましょう。皆が同じスタートラインに立っているわけではありません。大学生活、部活動、アルバイト…それぞれが歩んできた道は違います。友達の成功を素直に喜びつつ、自分のペースで進めていくことが大切です。焦る気持ちは分かりますが、自分を責めないでください。
例えば、私が以前相談を受けた学生さんは、大学生活の傍ら、地域貢献活動に熱心に取り組んでいました。その経験が、最終的にNPO法人の採用面接で高く評価され、内定を獲得することができました。あなたの強み、経験、そして情熱は、きっと誰にも負けないものがあるはずです。それをしっかりと見極めて、自信を持って就職活動に臨みましょう。
養護教諭への道、今からでも遅くない?
「学校(教師以外)の事務か養護教諭の仕事がしたいのですが、今から大学院に入って養護教諭になるのは無理でしょうか?」 この質問、多くの大学生が抱える葛藤だと思います。養護教諭になるには、教員免許状が必要で、多くの場合、教育学部やそれに類する学部を卒業することが求められます。文学部出身の相談者の方の場合、養護教諭になるには、大学院に進学して必要な単位を取得する必要があります。決して簡単な道ではありませんが、不可能ではありません。
まず、大学院の入学要件や必要な単位などを調べてみましょう。大学院によっては、社会人経験者を歓迎するところもあります。あなたのこれまでの経験や、養護教諭を目指したいという強い意志をアピールすることで、入学の可能性は高まります。また、大学院進学にあたり、経済的な負担も心配ですよね。奨学金制度や、大学院独自の支援制度などを調べてみるのも良いでしょう。重要なのは、あなたの「なりたい」という強い気持ちです。その気持ちがあれば、きっと道は開けます。
私の友人で、社会人になってから大学院に進学し、教師になった人がいます。彼女は、仕事と学業の両立に苦労しながらも、強い意志で夢を実現しました。彼女の経験から言えることは、「諦めなければ、道は開ける」ということです。もちろん、大変な道のりになることは覚悟しなければなりませんが、その苦労を乗り越えた先に、大きな達成感と充実感があるはずです。
「やりたい仕事」が見つからないのは、なぜ?
「将来、どんな仕事がしたいのかわかりません…」これも、多くの大学生が抱える悩みです。やりたい仕事が見つからないのは、決してあなたの能力が低いからではありません。人生経験がまだ少ないから、ということもあるでしょう。焦らず、じっくりと自分自身と向き合ってみましょう。
いくつか自己分析の方法を提案してみましょう。まず、自分の興味や得意なこと、好きなことを書き出してみましょう。小さい頃からの夢、最近興味を持ったこと、得意なスキルなど、何でも構いません。そして、それらの要素を組み合わせ、どんな仕事に繋がりそうか考えてみましょう。例えば、あなたが読書が好きで、文章を書くのが得意だとしたら、編集者やライターの仕事が向いているかもしれません。また、人に教えるのが好きで、コミュニケーション能力が高いなら、教師やカウンセラーなどの仕事が向いているかもしれません。
さらに、様々な職業について調べてみましょう。インターネットや図書館、ハローワークなどで、興味のある職業について詳しく調べてみましょう。実際に働いている人に話を聞いてみるのも良い方法です。色々な仕事を知ることで、自分の適性や興味が見えてくることがあります。 就職活動は、企業を選ぶだけでなく、自分自身を見つめ直す機会でもあります。焦らず、じっくりと時間をかけて、自分にとって最適な仕事を見つけ出しましょう。
中小企業の内定を既に持っているとのことですが、その企業の仕事内容や社風について、もう少し詳しく調べてみませんか? もしかしたら、当初考えていた仕事とは違っても、あなたのスキルや経験を活かせる仕事、そして将来のキャリアパスにつながる可能性があるかもしれません。選択肢を狭めずに、じっくりと検討することが大切です。 中小企業の中には、社員を大切にし、働きやすい環境を整えている企業も多くあります。 大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援にも力を入れています。 もし、興味があれば、お気軽にお問い合わせください。