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小学校教員を目指して…第二の人生、うまくいくかな?

  • 就職活動
2025年06月27日

30歳で販売業から公立小学校教員を目指したい、というご相談を受けました。6年間の販売経験、指導的立場の経験、そして経済学を学んだ国立大学卒業という経歴をお持ちの方です。教員免許は持っておらず、過去に公務員試験に挑戦したものの、筆記試験は合格と不合格が半々、二次選考以降は不合格という経験もされています。教員資格認定試験を受験し、社会人選考で教員採用試験を受けることを考えていらっしゃいますが、試験の難易度や、大学進学の選択肢なども含めて、不安を抱えているようです。 将来の夢に向かって、迷いを抱えながら努力されている姿に、私たちも心打たれました。

教員資格認定試験って、どれくらい難しいの?

教員資格認定試験の難しさは、正直、簡単ではありません。試験内容は幅広く、教育に関する専門知識はもちろん、法律や心理学など多岐に渡ります。合格率も毎年変動しますが、決して高いとは言えません。過去問を解いてみたり、参考書を熟読したり、しっかりと準備をする必要があります。 また、倍率も高い傾向にあります。多くの志望者が集まるため、高い競争率を覚悟しなければなりません。しかし、ご自身の経験や熱意を活かして、しっかりとした計画と努力をすれば、必ず合格できる可能性はあります!

例えば、私の知人の元営業マンは、仕事終わりに資格取得のための勉強会に通い、見事合格を果たしました。彼は、「仕事で培ったコミュニケーション能力が、試験勉強にも役立った」と話していました。ご自身の販売経験で培われたコミュニケーション能力や指導経験なども、試験勉強や面接で活かせるかもしれませんね。諦めずに挑戦する気持ち、本当に素晴らしいと思います!

2年以内に教員免許取得を目指すなら、大学進学は必要?

2年以内に教員免許を取得するには、大学進学が現実的な選択肢の一つと言えるでしょう。教員資格認定試験は、独学でも合格は可能ですが、体系的に学ぶことで合格の可能性は格段に高まります。大学では、教育学や心理学といった専門科目を学ぶことができ、教育現場で必要となる知識やスキルを効率的に習得できます。さらに、大学によっては、教育実習の機会も設けられており、実践的な経験を積むことができます。これは、教員採用試験において大きなアドバンテージとなります。

もちろん、大学進学には費用と時間がかかります。しかし、将来、教員として長く働くことを考えると、その投資は決して無駄にはならないでしょう。 時間的な制約がある場合は、夜間部や通信教育も検討できます。夜間部であれば、日中は他の仕事をしつつ勉強できますし、通信教育であれば、自分のペースで学習を進めることができます。どちらが良いかは、ご自身の生活スタイルや学習スタイルによって異なります。

大学進学の方法と、それぞれのおすすめポイントって?

大学進学の方法としては、いくつか選択肢があります。

  • 短大:比較的短期間で卒業できるため、時間的な制約がある方におすすめです。ただし、取得できる免許の種類が限定される場合があります。
  • 大学編入:既卒者向けの編入学制度を利用することで、短期間で卒業できる可能性があります。大学によっては、社会人向けの制度も用意されている場合があります。
  • 夜間大学:日中は仕事をしつつ、夜間に授業を受けることができます。社会人にとって、時間的な融通が利く点がメリットです。
  • 通信大学:自分のペースで学習を進めることができます。時間や場所にとらわれず、効率的に学習を進めたい方におすすめです。

どの方法が最適かは、あなたの状況によって異なります。例えば、経済学のバックグラウンドを活かしたいのであれば、経済学部のある大学を選ぶのも良いでしょう。また、教育実習の充実度や、社会人向けのサポート体制が整っている大学を選ぶことも重要です。 中小企業の中には、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業もあります。もし、大学進学と並行してアルバイトを検討される場合、そのような企業を探してみるのも一つの選択肢かもしれません。

図工・体育の実技対策って必要?

美術が得意で体育もそこそこ得意とのこと、安心しました!教員採用試験の実技試験の内容は、大学によって異なりますが、必ずしも高度な技術が求められるわけではありません。小学校の教員として必要なのは、子どもたちに分かりやすく指導できる能力です。あなたのこれまでの経験を活かし、子どもたちに楽しく指導できることをアピールできれば、十分に合格の可能性はあります。もちろん、苦手なマット運動は、事前に練習しておくと安心ですね。

過去に公務員試験に挑戦された経験も、大きな財産です。面接対策もしっかり行い、あなたの熱意と誠実さを面接官に伝えましょう。 教員になるという強い意志と、子どもたちへの愛情を、面接でしっかりと表現することが重要です。

教員になる道は決して簡単ではありませんが、あなたの熱意と努力があれば、必ず夢を叶えられると信じています。頑張ってください!

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