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就活で落ちた…もうダメ?希望と現実、そして未来への道筋

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、就職活動中の大学生の方から、志望度の高い企業の選考結果連絡が来ないことに不安を感じ、辛い気持ちでいっぱいだという相談がありました。「書類選考通過の方は21日以降、随時一次面接のご案内をさせていただきます。」と記載されていたものの、連絡がなく、不採用を確信しているとのことでした。選考結果を待つ時間の長さと、その後の気持ちの立て直し方について、具体的なアドバイスを求められました。

選考結果連絡、いつまで待てばいいの?

選考結果の連絡を待つ期間、本当に辛いですよね。わかります。私も就活をしていた時は、毎日のように企業のウェブサイトをチェックし、メールボックスを何度も確認していました。あの心臓がドキドキする感じ、今でも鮮明に覚えています。

企業の採用担当者の方々も、多くの応募者に対応する大変な作業を抱えています。記載の通り「21日以降、随時」なので、21日以降から数日、あるいは1週間程度は連絡を待つのが妥当でしょう。企業の規模や採用人数によっても連絡時期は異なります。中小企業であれば、大企業に比べて迅速な連絡が期待できるケースも多いかもしれません。もちろん、企業によっては、選考結果の連絡が遅れる場合もあります。しかし、連絡が遅れているからといって、必ずしも不採用とは限りません

例えば、私の友人で、ある企業から選考結果の連絡が予定よりも大幅に遅れた人がいました。彼は最終面接まで進み、結果的には内定を得ることができました。連絡が遅れた理由は、担当者の急な病気や、採用スケジュールの変更など、様々な要因が考えられます。

連絡が来ないことに不安を感じるのは当然です。しかし、焦らず、まずは企業からの連絡を待つことをお勧めします。もし、1週間以上経っても連絡がない場合は、企業に直接問い合わせてみるのも一つの方法です。ただし、問い合わせる際には、丁寧な言葉遣いを心がけ、落ち着いて状況を説明しましょう。

不採用だった場合、どうやって気持ちを立て直せばいいの?

不採用を告げられた時、心が折れそうになりますよね。私も何度か経験しました。特に、志望度の高い企業だった場合は、そのショックは計り知れません。吐き気や腹痛がするのも、無理はありません。まずは、自分の気持ちをしっかり受け止め、悲しみや怒り、悔しさといった感情を表現する時間を持つことが大切です。

一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族、大学のキャリアセンターなどに相談してみるのも良いでしょう。話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。また、自分の頑張りを振り返り、自己肯定感を高めることも重要です。例えば、「あの企業の面接では、しっかり自己PRができた」「あの質問には、的確に答えられた」など、自分の良かった点を意識的に探してみましょう。

卒業まで残りわずかで、卒論などもあり、余裕がない状況もよく分かります。心身ともに疲れている状態では、なかなか気持ちを切り替えるのは難しいですよね。ですが、無理せず、少しずつでも良いので、前を向いて進んでいきましょう。例えば、卒論の締め切りまでに、毎日少しずつでも作業を進める計画を立ててみる、友人と気分転換に散歩に出かけるなど、小さな目標を設定し、達成することで、自信を取り戻すことができるかもしれません。

就活は、本当に長く、辛い道のりです。しかし、何度も挑戦し、経験を積むことで、成長できる機会でもあります。今回の経験を活かし、次の企業への応募に備えましょう。そして、自分の強みや弱みを改めて分析し、自己PRや面接対策を強化することで、より良い結果につながる可能性が高まります。

もし、就職活動で行き詰まった際は、中小企業への就職も視野に入れてみるのも良いかもしれません。中小企業の中には、野球に理解のある企業も多く、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のある企業もあります。大学野球支援機構では、そうした企業との連携を強化しており、就職活動のサポートも行っています。もちろん、無理強いするつもりはありませんが、選択肢の一つとして知っておいていただければ幸いです。

卒業までに、どうすれば就活を乗り越えられる?

卒業が迫り、卒論やその他の課題に追われながらの就活は、想像を絶する大変さですよね。時間管理が本当に重要になります。まず、タスク管理ツールを活用し、就活と学業の両立計画を立てましょう。例えば、Googleカレンダーや手帳などに、面接の日程、書類提出期限、卒論の執筆スケジュールなどを書き込み、時間配分を明確にするのです。そして、計画に沿って、着実に一つずつこなしていくことが大切です。完璧にこなす必要はありません。計画通りに進まなかったとしても、焦らずに修正していきましょう。

また、効率的な学習方法や時間節約術を身につけることも重要です。例えば、集中して作業に取り組む「ポモドーロテクニック」や、無駄な時間を省く工夫など、自分に合った方法を見つけることが大切です。さらに、周りの人に頼ることを恐れないでください。友人や家族、大学のキャリアセンターなどに相談し、サポートを受けることで、負担を軽減することができます。一人で抱え込まず、助けを求めることも、就活を乗り越えるための重要な戦略です。

そして、休息も大切です。睡眠不足やストレスは、集中力を低下させ、健康を害する可能性があります。適度な運動や趣味の時間を取り入れ、心身をリフレッシュしましょう。就活は長丁場です。心身ともに健康な状態を保つことで、最後まで頑張り抜くことができます。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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