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建築科志望の女子学生からの相談:東京理科大の工学部と理工学部、どっちを選べばいい?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学進学を控えた建築科志望の女子学生から、東京理科大学の工学部と理工学部建築学科に関する相談がありました。「偏差値は工学部の方が高いけれど、進学後の勉強や進路、就職状況に違いはあるのか?立地(葛飾と野田)も影響するのか?」という内容でした。 多くの学生が抱える進路選択の悩み、特に理系分野における大学選びの難しさは、想像以上に大きいものです。そこで、今回はこの相談を元に、大学選びにおける重要なポイントと、大学野球部員としての経験が将来にどう活かせるのかについて解説します。

東京理科大の工学部と理工学部建築学科、勉強内容の違いは?

東京理科大学の工学部と理工学部、どちらも建築学科がありますが、カリキュラムには違いがあります。工学部はより実践的な技術を重視する傾向があり、構造力学や材料力学といった基礎的な科目に加え、設計製図や施工管理といった実践的な科目が充実していることが多いです。一方、理工学部は基礎科学に重点を置いた教育を行う傾向があり、数学や物理といった基礎科学の深い理解を土台に、建築学の理論的な側面を学ぶ機会が多いかもしれません。 どちらが良いか?それはあなたの将来の目標によって異なります。例えば、卒業後すぐに設計事務所に就職し、現場で活躍したいと考えているなら、実践的な科目が充実している工学部の方が適しているかもしれません。一方、大学院に進学し、建築学の研究を深めたいと考えているなら、基礎科学の理解を深められる理工学部の方が良いかもしれません。

例えば、私の友人で、工学部建築学科を卒業後、大手ゼネコンに就職した人がいます。彼は大学時代に培った実践的な知識とスキルを活かし、現在では現場監督として活躍しています。一方、理工学部建築学科を卒業し、大学院に進学した友人もいます。彼女は現在、建築材料に関する研究を行っており、将来は大学教授を目指しています。このように、それぞれの学科の特性を理解し、自分の将来像と照らし合わせて選択することが重要です。

進路や就職状況に違いはあるの?

偏差値が高いからといって、必ずしも進路や就職状況が良いとは限りません。重要なのは、あなたが大学で何を学び、どのようなスキルを身につけられるかです。どちらも建築学科ですから、卒業後の進路は設計事務所、ゼネコン、不動産会社など、建築業界が中心となります。ただし、前述の通り、工学部と理工学部ではカリキュラムに違いがあるため、就職活動で有利になるスキルも異なります。工学部出身者は、実践的なスキルを評価されやすい傾向があり、理工学部出身者は、研究能力や分析能力を評価されやすい傾向があります。

就職活動では、企業が求めるスキルと、あなたが大学で身につけたスキルをいかにマッチングさせるかが鍵となります。そのため、大学選びだけでなく、大学生活での過ごし方、特にどのような授業を選択し、どのような研究活動を行うかなども重要です。 また、インターンシップやアルバイトなどの経験も就職活動に大きく役立ちます。積極的に参加することで、業界の現状や企業の雰囲気を理解し、自分に合った企業を見つけることができます。さらに、大学時代に所属した部活動、例えば野球部での経験も、就職活動でアピールできる要素になります。チームワークや責任感、目標達成能力など、企業が求める多くの資質を磨くことができます。

立地(葛飾と野田)は就職活動に影響するの?

立地は、就職活動に直接的な影響を与えるとは限りませんが、間接的には影響する可能性があります。例えば、東京の都心部に近い葛飾キャンパスの方が、企業との接点が多く、就職活動の情報収集が容易かもしれません。一方、野田キャンパスは自然に囲まれた環境で、じっくりと勉学に励むことができるというメリットがあります。どちらが良いかは、あなたの学習スタイルや就職活動への取り組み方によって異なります。

また、大学生活においては、キャンパス周辺の環境も重要な要素です。葛飾キャンパスは都心に近く、交通の便が良い反面、生活費が高い可能性があります。野田キャンパスは自然豊かで静かな環境ですが、都心部へのアクセスは劣るかもしれません。これらの点を考慮し、大学生活をどのように送りたいか、じっくりと検討することが重要です。 さらに、大学野球部員として活動する場合、通学時間なども重要な要素となります。練習時間や試合日程などを考慮し、通学時間とのバランスを考えながら、キャンパスを選ぶことも大切です。 もし、通学時間が長く、練習や勉強に支障をきたすようであれば、大学野球支援機構が提携している企業の中には、社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動を配慮してくれる企業もあります。もちろん、就職活動は個々の状況によって最適な方法が異なりますので、ご自身の状況に合わせて検討してみてください。

大学選びは人生における大きな決断です。後悔しない選択をするために、しっかりと情報収集を行い、自分の将来像と照らし合わせて、最適な大学を選んでください。 そして、大学生活では、勉学だけでなく、部活動やサークル活動などを通して、多くの経験を積むことをお勧めします。これらの経験は、将来のあなたにとって大きな財産となるでしょう。

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