大学野球「主務(マネージャー)」「学生コーチ」「アナリスト」を対象にしたアワード開催中!

心理学への興味と工学部進学…将来のキャリアパスはどうすれば?

  • 就職活動
2025年06月27日

高校3年生の理系男子から、将来の進路について相談がありました。「工学部進学を予定しているが、心理学に興味があり、工学部から心理学分野への転向や、心理学分野の就職事情について不安を感じている」とのことです。将来のキャリアパスをどう設計すれば良いのか、一緒に考えていきましょう。

工学部から心理学分野への転向は可能?

「工学部に進学した後、心理学を専攻することは可能でしょうか?」と悩んでいる高校生の方、すごくよく分かります! 将来への不安は誰しもあるものです。まず結論から言うと、可能です。ただし、その方法はいくつかあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

例えば、大学によっては、副専攻履修登録といった制度で、工学部に所属しながら心理学の科目を履修できる場合があります。これは、工学の知識と心理学の知識を両方得られるという大きなメリットがあります。しかし、卒業までに必要な単位数をクリアするために、時間的な制約が大きくなる可能性もあります。また、専門性の高い心理学研究を行うには、大学院に進学する必要があるケースも少なくありません。

もう一つの方法は、大学院で心理学を専攻することです。工学部を卒業した後、心理学を専門とする大学院に進学すれば、本格的に心理学を学ぶことができます。これは、より専門的な知識・スキルを習得できる一方、時間と費用がかかるというデメリットがあります。さらに、大学院進学には、学部時代の成績や研究内容が大きく影響しますので、大学生活における学習姿勢も重要になります。

私の友人で、機械工学科を卒業後、心理学の大学院に進学し、現在は産業カウンセラーとして活躍している人がいます。彼は学部時代から心理学に関心を持ち、自主的に心理学関連の書籍を読んだり、心理学サークルに参加したりしていました。その経験が、大学院進学、そして現在の仕事につながっていると言っていました。大学生活は、専門分野を深く学ぶだけでなく、自分の興味関心を広げ、将来のキャリアを考える貴重な時間です。

心理学分野の就職事情って実際どうなの?

「心理学を専攻しても就職がないのでは?」という不安、とてもよく分かります。確かに、心理学専攻の就職活動は、他の分野と比べて、独自の戦略が必要かもしれません。しかし、「就職がない」と一概に断言することはできません。心理学の専門性を活かせる仕事は、想像以上に多様なのです。

例えば、臨床心理学の分野では、病院やクリニックでのカウンセラーとしての仕事があります。産業・組織心理学では、企業の人事部門やコンサルティング会社で、社員のメンタルヘルスケアや組織開発に携わる仕事があります。また、教育心理学の分野では、学校や教育機関で、生徒の学習指導や教育プログラム開発に携わる仕事があります。さらに、近年注目されているデータサイエンスの分野でも、心理学の知識が役立つケースが増えています。心理学の知識を活かして、データ分析を行い、ユーザーの行動を理解し、より良いサービス開発に貢献する仕事も増えてきています。

就職活動においては、自分の強みを明確にすることが重要です。心理学を専攻する場合、研究活動やボランティア活動、インターンシップなどを積極的に行い、具体的な経験を積み重ねることが大切です。これらの経験は、就職活動におけるアピールポイントとなり、企業への理解を深める機会にもなります。例えば、大学で研究活動を通して培った分析力や問題解決能力は、多くの企業から高く評価されます。

一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援にも力を入れています。野球経験を通じて培ったチームワークや粘り強さ、目標達成への強い意志は、企業にとって貴重な人材です。もし、心理学と野球経験を掛け合わせたキャリアパスに興味があれば、機構の就職支援サービスも検討してみてください。

工学部と心理学、両立は可能?

「工学部に進学しながら、心理学にも関わりたい」と考えている方もいるかもしれません。これは、挑戦する価値のある目標です! 両立は容易ではありませんが、工夫次第で実現可能です。

例えば、大学で心理学関連のサークル活動に参加したり、心理学系の講義を履修したりすることで、心理学への興味を深めることができます。また、自主的な学習を通して、心理学の基礎知識を身につけることも可能です。さらに、心理学関連のボランティア活動に参加することで、実践的な経験を積むことができます。

大切なのは、時間管理能力優先順位付けです。工学部の授業や研究活動、サークル活動、そして心理学の学習など、複数の活動を同時に行うには、計画性と実行力が不可欠です。短期目標と長期目標を明確に設定し、日々のスケジュールをしっかりと管理することで、両立の可能性は高まります。もし、両立に不安を感じるのであれば、大学や大学のキャリアセンターに相談してみるのも良いでしょう。

大学生活は、自分探しの旅でもあります。迷うこと、悩むことは、決して悪いことではありません。大切なのは、自分の気持ちに正直になり、将来のビジョンを明確にすることです。そして、そのビジョンを実現するために、積極的に行動していくことです。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。