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憧れの北大と地元就職…進路に迷うあなたへ。後悔しない選択をするための3つのステップ

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、中国地方在住の高校3年生の方から、進路に関するご相談がありました。「ずっと憧れていた北の大地の大学に進学したい気持ちと、将来は地元で就職したいという気持ちの間で揺れている」とのことでした。地元を離れて進学すること、そして卒業後の就職活動…多くの不安を抱えている様子が伝わってきました。わかります。私もかつて同じような悩みを抱えていましたから。

北大卒業後の就職先は本当に限られるの?

「地方から北大に進学すると、就職活動で不利になるのでは…」「地元企業は、北大の卒業生をあまり採用しないのでは…」そう不安に思う気持ち、よくわかります。確かに、地元企業との繋がりは、地元大学出身者の方が強いかもしれません。しかし、それは決して就職活動における絶対的なハンデではありません

実際、北大を卒業後、地元企業に就職する人は少なくありません。特に、近年は地方創生への関心が高まっているため、地元企業も優秀な人材を積極的に採用しようと努力しています。企業によっては、地方出身者や、地方で働きたいという意思を持つ学生を積極的に採用する方針を取っているところもあります。 私の友人で、北大で経済を専攻し、卒業後に地元の信用金庫に就職した者がいます。彼は、大学時代にインターンシップで地元企業を経験し、そこで得た経験を就職活動に活かしていました。彼は、大学生活を通して培った幅広い知識と経験、そして地元への愛着をアピールすることで、見事内定を勝ち取りました。

また、北大のような国立大学は、全国各地に卒業生ネットワークを持っています。企業によっては、出身大学に関係なく、人材の能力やポテンシャルを重視するところもあります。ですから、就職活動では、自分の強みや経験をしっかりアピールすることが大切です。北大での学びを通して得た専門知識や、部活動で培ったチームワーク力、ボランティア活動での経験など、あなたの強みを明確にして、それを効果的に伝える練習をしましょう。

さらに、一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。社会人野球クラブチームへの所属や、現役選手としての活動を配慮してくれる企業とのマッチング支援も可能です。もちろん、就職活動は個人の努力が最も重要ですが、このような支援制度を活用することも検討してみてはいかがでしょうか。

北海道での生活に馴染めず、地元に帰りたくなる?

「北海道の生活に馴染めず、結局地元に戻ってしまうのでは…」という不安も、よくわかります。慣れない土地での生活は、想像以上に大変なものです。気候の違い、文化の違い、人との繋がり…様々な面で戸惑うこともあるでしょう。しかし、それは決してあなただけではありません。多くの学生が、同じような経験をしています。

例えば、私の知人であるAさんは、地方から東京の大学に進学しましたが、最初は都会の生活に馴染めず、何度も地元に帰りたいと悩んでいました。しかし、大学のサークル活動やアルバイトを通して、多くの友人と出会い、徐々に東京での生活に慣れていきました。そして、卒業後は、東京で就職し、充実した日々を送っています。大切なのは、積極的に周りの人と関わろうとする姿勢です。大学生活では、様々な人と出会い、多くの経験をすることができます。積極的に人と交流することで、新しい友達を作り、北海道での生活をより豊かなものにすることができるでしょう。

また、事前に北海道での生活をイメージしておくことも重要です。夏休みなどに北海道を訪れ、実際に生活してみるのも良いかもしれません。大学のキャンパスや周辺地域を散策し、生活環境を確認することで、より現実的なイメージを持つことができます。事前に情報を集め、準備を万端にしておくことで、不安を軽減することができます。

地元就職と北大進学、両立させる方法はある?

「地元就職と北大進学、どちらも諦めたくない…」そんな気持ちも、十分に理解できます。実は、両立させる方法も存在します。例えば、大学卒業後に地元企業に就職するという選択肢以外にも、以下のような方法があります。

  • Uターン就職:大学卒業後に一旦は北海道で就職し、数年後に地元にUターンして就職するという方法です。この方法であれば、北海道での生活を経験し、社会人としての経験を積むことができます。また、北海道での人脈を築くことで、将来のキャリアに繋がる可能性もあります。
  • 地元企業との繋がりを大学時代に築く:大学時代に地元企業でインターンシップに参加したり、地元企業のOB・OG訪問をすることで、就職活動に有利な情報を集めることができます。また、企業の人事担当者と直接話すことで、企業の雰囲気や社風を理解し、自分のキャリアプランを考える上で役立ちます。
  • オンライン就職活動の活用:近年では、オンラインでの就職活動が盛んに行われています。オンラインを活用することで、地元にいながら北海道の企業の就職活動に参加することができます。

いずれの方法を選ぶにしても、自分自身のキャリアプランをしっかりと立て、将来の目標を明確にすることが重要です。大学生活は、将来のキャリアを考える上で非常に大切な時間です。じっくりと時間をかけて、自分自身と向き合い、将来のビジョンを描きましょう。そして、そのビジョンを実現するために、どのような努力が必要なのかを考え、具体的な行動計画を立てて実行していくことが大切です。

進路選択は、人生における大きな決断です。迷うこと、悩むことは、決して悪いことではありません。大切なのは、自分自身で考え、納得できる選択をすることです。この記事が、あなたの進路選択の一助となれば幸いです。

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