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教員採用試験に落ちて…未来が見えない…野球部員が進むべき道は?

  • 就職活動
2025年06月27日

「私は教員採用試験一本で今まで勉強していました。自分なりに頑張っていたのですが一次で落ちてしまいました。勉強が足りなかったのは分かっています。もっとこうできたなというのもあります。ですが思っていたよりも点数が出ていなくショックがかなり大きいです。今後どうすればいいのかかなり不安です。もう一度来年の教員採用試験に向けて頑張るか就職に切り替えるかどうすればいいのか迷っています。正直にいうと、就職浪人となり勉強しても、今回ほど力が入らないと自分で感じております。また、これを機に別の分野に目を向けてもいいのかなと感じてはいるのですが、自分がやりたいこともわからずに今後どうすればいいのかわかりません。自分の4年間が無駄になった気がしており、からっぽです。知り合いにもこのことを話したくないです。このままだれも自分を知らない場所へ行きたいとも考えています。何を聞いて欲しいか、何について聞きたいか、何もまとまっておらず申し訳ありません。とにかく目の前が真っ暗です。」 このご相談、胸が締め付けられる思いで受け止めました。教員採用試験の一次試験不合格…想像を絶するショックですよね。わかります。目標に向かって努力を積み重ねてきたのに、結果が出ない辛さ、将来への不安…本当につらいと思います。

教員採用試験不合格…今、何をすべき?

まず、ご自分を責めないでください。一次試験は、多くの受験生が涙を呑む関門です。合格ラインは高く、僅差で不合格となるケースも少なくありません。試験結果だけで、これまでの努力や能力を否定することは決してありません。あなたは、目標に向かって努力を続けた、立派な経験を積んだのです。その経験は、これからの人生において必ず活きてきます。

例えば、私の友人で、同じように教員採用試験に何度も挑戦し、最終的に別の道に進んだ人がいます。彼は、試験勉強を通して培った論理的思考力やコミュニケーション能力を活かし、現在は教育関連の企業で活躍しています。試験の結果だけが人生の全てではありません

今、大切なのは、冷静に現状を分析し、未来への道筋を描くことです。そのためには、まず、ご自身の気持ちと向き合う時間を取りましょう。誰にも話したくない気持ちも、よく分かります。信頼できる友人や家族、あるいは大学のキャリアセンターなどに話を聞いてもらうのも良いかもしれません。一人で抱え込まず、誰かに相談することも、心の負担を軽減する上で非常に有効です。

そして、具体的な選択肢をリストアップしてみましょう。来年の教員採用試験に再挑戦する、就職活動に切り替える、別の分野への進路を考える…など、色々な可能性を書き出してみることから始めましょう。それぞれの選択肢について、メリットとデメリットを比較検討し、自分にとって最適な道を選び出すことが重要です。

野球部経験は就活で活かせる?

大学野球部での経験は、就活において大きな武器になります。チームワーク、責任感、忍耐力、目標達成力…これらは、企業が求める重要な能力です。野球部で培ったこれらの経験を、面接や履歴書で効果的にアピールすることができれば、多くの企業から好印象を持たれるでしょう。

例えば、A君は大学時代に主将を務め、チームをリーグ優勝に導きました。彼は面接で、その経験を通して学んだリーダーシップやチームマネジメント能力を熱意をもって語り、内定を得ることができました。あなたの経験も、きっと誰かの役に立つはずです

さらに、大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、企業選びはあなたの希望や適性と合致することが大切です。まずは、ご自身の強みや興味、将来のキャリアプランについてじっくりと考えてみましょう。

将来への不安…どう乗り越える?

将来への不安は、誰しもが抱えるものです。特に、人生の大きな転換期を迎えている今、不安を感じるのも当然です。しかし、不安に押しつぶされるのではなく、前向きに未来を描いていきましょう

まず、具体的な目標を設定することが大切です。例えば、「半年後には、就職活動で使用する自己PRを作成する」「1年後には、内定を得る」といった、達成可能な目標を立ててみましょう。そして、目標達成のために、具体的な行動計画を立て、一つずつ着実に実行していくことが重要です。

また、自分の強みや興味を見つける努力も大切です。今まで、教員採用試験一本に絞って勉強してきたので、他の分野に興味を持つのが難しいかもしれません。しかし、色々なことに挑戦してみることで、新たな発見があるかもしれません。ボランティア活動に参加したり、アルバイトをしたり、興味のある分野の本を読んでみたり…色々な方法を試してみて、自分自身の可能性を広げていきましょう。

そして、自分を大切にしてください。休息を十分にとり、心身ともに健康を保つことを心がけましょう。辛い時は、誰かに相談したり、趣味に没頭したりして、気分転換をすることも大切です。あなたは一人ではありません。周りの人に支えられながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
それを支える「ご家族」からのご相談、
私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。