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残りの単位が24単位…野球部員として、卒業できるか不安ですよね?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学4年生の野球部員の方から、「残り24単位もあるのですが、卒業できるか不安です。野球の練習と両立できるか心配です。」というご相談がありました。 卒業を目前に控えた焦り、そして野球部活動との両立の難しさ…本当に悩みますよね。この記事では、大学4年生で24単位残っている場合の現実的な解決策と、野球部活動と学業の両立のコツ、そして将来のキャリアについても考えていきたいと思います。

単位不足は本当に危険?卒業できない可能性って?

まず、24単位というのは決して少なくありません。卒業に必要な単位数を考えると、かなり厳しい状況と言えるでしょう。 多くの大学では、1年間で取得できる単位数は1単位あたり1コマの授業を想定すると、1学期あたり15単位前後、年間で30単位程度が一般的です。残りの24単位を卒業までに取得するには、計画的な単位取得が不可欠です。 焦る気持ちも分かりますが、まずは落ち着いて、現状を把握することから始めましょう。

例えば、私の友人で、大学3年生の秋に野球部を引退し、残りの単位取得に専念した人がいます。彼は、単位取得状況をきちんと把握し、履修計画を立て、集中して勉強することで、見事卒業を果たしました。 彼の経験からも分かるように、不可能ではありません。ただし、計画性と実行力が求められます。

具体的には、大学の教務課に相談し、卒業に必要な単位と、現在取得済みの単位を確認しましょう。 残りの単位の内訳、履修可能な科目の確認、そして卒業に必要な単位取得期限などをしっかり把握することが重要です。 教務課の先生方は、あなたの状況を理解し、適切なアドバイスをしてくれるはずです。 一人で抱え込まず、積極的に相談することをお勧めします。

野球部活動と学業の両立…どうすれば可能?

野球部活動と学業の両立は、多くの大学生にとって大きな課題です。 練習時間、試合、遠征…と、時間を取られることは想像できますよね。 わかります。私もかつて野球部員でしたから、その大変さは身にしみています。 しかし、不可能ではありません。工夫次第で両立は可能です

まず、時間管理が重要です。 練習時間や授業時間、移動時間などを細かく記録し、自分の時間の使い方を分析してみましょう。 そして、無駄な時間を減らし、効率的に学習できる時間を作る必要があります。 例えば、通学時間などを利用して予習・復習をする、隙間時間を活用して単語を覚えるなど、工夫次第で学習時間は確保できます。

  • スケジュール帳やアプリを活用する:自分の予定を可視化することで、時間管理が容易になります。
  • 優先順位をつける:重要な授業や課題を優先的に取り組みましょう。
  • チームメイトと協力する:分からないことはチームメイトに質問したり、一緒に勉強したりするのも効果的です。
  • 教授に相談する:授業の理解度が低い場合は、教授に相談し、サポートを求めるのも良い方法です。

さらに、学習方法も見直しましょう。 効率の良い学習方法を習得することで、少ない時間で多くの成果を得ることができます。 例えば、集中して勉強する時間を作る、理解できない部分はすぐに質問する、過去問を解いて弱点を確認するなど、自分に合った学習方法を見つけることが重要です。

将来のキャリアを考える…野球部員としての強みを生かすには?

大学卒業後のキャリアを考える上で、野球部活動の経験は必ずしも不利ではありません。むしろ、粘り強さ、チームワーク、責任感など、多くの企業が求める能力を身につけていると言えるでしょう。 これらの経験を、就職活動でどのようにアピールするかが重要です。

例えば、「困難な状況でも諦めずに努力を続けることができる」といった点を強調したり、「チームメイトと協力して目標を達成した経験」を具体的に説明したりすることで、あなたの強みを効果的に伝えることができます。 また、社会人野球クラブチームへの所属を希望する場合、その旨を企業に伝えることで、理解のある企業を見つけることができるかもしれません。

一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。 野球部活動経験を活かして活躍できる企業を紹介することも可能です。 もちろん、就職活動は自分自身で行う必要がありますが、企業選びの際に、野球部活動への理解度を重視することも一つの方法です。

大切なのは、自分の強みと弱みを理解し、それを活かせる就職活動を行うことです。 焦らず、一つずつステップを踏んでいきましょう。 そして、大学生活と野球部活動、そして将来のキャリアを、しっかりと計画的に進めていってください。

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