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海外留学でつらい… 英語が分からず、友達もできない… どうすれば乗り越えられる?

  • 就職活動
2025年06月27日

「こんにちは。僕は関東の大学に通う大学四年生で、今アメリカに交換留学に来ています。小さな大学で、日本人はキャンパスで僕1人です。… 帰国も視野に入ってきました。どなたかアドバイスいただければと思います。」このような相談を受けました。海外留学、特に英語圏への留学は、語学力向上だけでなく、文化交流や自立心の育成など、多くの学びを得られる素晴らしい機会です。しかし、同時に想像を超える困難に直面することもあります。この相談者の方のように、孤独感や学習の遅れに苦しむ方も少なくありません。この経験から、大学生活と将来のキャリアを両立させながら、留学生活を乗り越えるためのヒントを共有したいと思います。

授業についていけない… 英語の壁をどう乗り越える?

授業についていけない、宿題に追われる…わかります。留学当初は、先生の話が聞き取れない、宿題の指示が理解できない、という経験はよくあることです。TOEFL70点台でも、実際の授業は全く違うレベルに感じることも多いでしょう。英語でのコミュニケーションは、試験のスコアだけでは測れないのです。例えば、私の友人で、TOEIC900点以上取れるにも関わらず、ネイティブスピーカーとの会話で苦労していた人がいました。彼は文法や単語は完璧でしたが、ネイティブ特有の表現や言い回し、会話のスピードについていけなかったのです。

まずは、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。例えば、授業中に一つでも理解できた単語やフレーズをノートに書き留めてみましょう。最初は小さなことでも、それが自信につながります。また、積極的に質問することも重要です。先生やクラスメイトに質問することで、理解度が深まるだけでなく、コミュニケーションの機会も増えます。最初は勇気がいるかもしれませんが、多くの大学では、留学生へのサポート体制が整っています。遠慮せずに、教授や大学の国際交流担当者に相談してみましょう。彼らはあなたの状況を理解し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれるはずです。

さらに、学習方法を見直すことも必要です。大量のリーディングに苦戦しているとのことですが、一度に全てを読もうとせず、重要な部分に絞って読む、あるいは、音読しながら理解を深めるなど、自分に合った方法を見つけることが重要です。そして、興味のある科目を探す努力もしてみましょう。大学の授業案内をもう一度確認し、興味を引く科目が無いか探してみましょう。もしかしたら、履修変更も可能な場合があります。

友達ができない… 孤独感とどう向き合う?

友達ができない、孤独を感じる…これも留学中のよくある悩みです。特に、日本人が一人もいない環境では、余計に孤独を感じてしまうかもしれません。わかります。私も留学経験がありますが、最初は言葉の壁だけでなく、文化の違いにも戸惑い、孤独感を味わいました。

まずは、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が重要です。ヨーロッパからの留学生と仲良くなりたいとのことですが、彼らに話しかけることから始めましょう。共通の話題を探したり、一緒にランチに行ったりするのも良いでしょう。最初は言葉が通じなくても、笑顔やジェスチャーでコミュニケーションを取れば、相手もあなたの努力を理解してくれるはずです。

また、大学のサークルやクラブ活動に参加するのもおすすめです。共通の趣味を持つ仲間と交流することで、自然と友達ができる可能性が高まります。さらに、日本人留学生のコミュニティを探してみるのも良いでしょう。オンライン上で、同じ大学や地域に留学している日本人留学生を探し、交流してみるのも良いかもしれません。

そして、自分のペースを尊重することも大切です。無理に社交的な振る舞いをしたり、誰かと常に一緒にいなければならないと考える必要はありません。一人で過ごす時間を大切にし、自分の気持ちを整理する時間を持つことも、心の健康を保つ上で重要です。

将来への不安… 留学とキャリアをどう両立させる?

英語教師を目指しているとのことですが、今の状況では将来への不安を感じていることでしょう。留学は、将来のキャリアに繋がる貴重な経験となる一方で、大きな負担となることもあります。将来のキャリアプランと留学生活のバランスを取ることが重要です。

まずは、留学の目的を再確認しましょう。英語教師になるために留学しているとのことですが、その目的を達成するために、具体的にどのようなスキルを身につけたいのか、明確にしましょう。そして、そのスキルを身につけるために、どのような努力が必要なのか、具体的な計画を立ててみましょう。

また、大学のキャリアセンターを利用することをお勧めします。キャリアセンターでは、就職活動に関するアドバイスやサポートを受けることができます。留学経験をどのように活かすか、将来のキャリアプランをどのように立てるかなど、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

もし、将来、野球に理解のある企業で働きたいと考えているのであれば、大学野球支援機構が、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある中小企業への就職支援を行っていることを知っておくと良いかもしれません。もちろん、留学経験もあなたの強みになります。

そして、親御さんにも今の状況を正直に話しましょう。親御さんは、あなたのことを心配しているはずです。今の気持ちを伝え、一緒に解決策を考えていくことが大切です。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることも重要です。

留学は、決して楽なものではありません。しかし、困難を乗り越えることで、大きく成長できる機会でもあります。焦らず、一歩ずつ、前に進んでいきましょう。応援しています。

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