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看護師を目指せる?志望理由の書き方と大学生活との両立術

  • 就職活動
2025年06月27日

「今年受験で、看護を志望しています。志望理由を書いたのですが、事情があり周囲に添削などしてくれる人がいません。かなり稚拙な文章で、このままだと非常に不安です。どなたか添削またはアドバイスお願い致します。」 このような相談を受けました。大学受験、特に志望理由書の作成は大きなプレッシャーですよね。特に、周囲に相談できる人がいないとなると、なおさら不安になりますよね。わかります。この記事では、看護師を目指している方の志望理由書の添削ポイントと、大学生活と野球部活動の両立について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

志望理由書、どこをどう直せばいいの?

まず、いただいた志望理由書を拝見しました。お母様の影響で看護師を目指したという点、そして、患者さんとのコミュニケーションややりがいを重視しているという点はよく伝わってきます。しかし、現状の文章では、少し抽象的な部分があり、あなたの個性や熱意が十分に伝わっていないように感じます。具体的にどのような経験から看護師を志望するようになったのか、その経験を通して何を学び、どのように成長してきたのかを、もっと具体的に記述する必要があります。

例えば、「母や他の看護師さんの、何人もの患者さんに臨機応変に対応する姿を、それまでより深く捉えるようになりました。」という部分。これは、どのような場面で、具体的にどのような対応をされていたのでしょうか?例えば、緊急時に冷静に対応する姿、患者さんの不安を丁寧に解消する姿など、具体的なエピソードを交えることで、読者の共感を呼び、あなたの主張をより効果的に伝えることができます。

また、「今の私にはまだ不十分なものがあるので、貴学で資格を取得するだけではなく、患者さんに対して自分にできる最大限のことを実行し、技術・精神面で必要とされる人格を磨きたいと思います。」という部分も、少し抽象的です。具体的にどのような「不十分な点」があり、それをどのように克服したいと考えているのかを記述することで、あなたの意欲や成長への期待感を高めることができます。例えば、「コミュニケーション能力の向上」や「専門知識の習得」といった具体的な目標を立て、それに向けてどのような努力をしたいのかを記述すると良いでしょう。

さらに、400文字という文字数制限の中で、あなたの魅力を最大限に伝えるためには、文章構成も重要です。まず、結論を最初に述べる「結論先行型」の文章構成を意識してみましょう。最初にあなたの強い意志と目標を明確に示し、その後、具体的なエピソードや経験を通してそれを裏付ける構成にすることで、読み手に強い印象を与えることができます。そして、各エピソードは簡潔に、しかし力強く記述しましょう。

  • 具体的なエピソードを盛り込む:抽象的な表現ではなく、具体的な場面や行動、感情を記述しましょう。
  • 「なぜ」を明確にする:看護師を志望する「理由」を深く掘り下げ、あなたの個性や熱意を伝えましょう。
  • 結論を最初に述べる:結論先行型で、読み手に強い印象を与えましょう。
  • 簡潔で力強い文章にする:400文字という制限の中で、あなたの想いを効果的に伝えましょう。

大学生活と野球部の両立は可能?

看護学科は、講義や実習が多く、忙しい学科です。野球部活動と両立させるのは容易ではありません。「両立は可能か?」という質問への答えは、ズバリ「可能です!…しかし、大変な努力が必要です。」です。私の友人で、強豪大学野球部と医学部を両立していた人がいました。彼は、時間管理術を徹底し、授業中や移動時間などを有効活用していました。また、チームメイトや教授との良好なコミュニケーションを保ち、困ったことがあればすぐに相談するなど、周囲の協力を得ながら頑張っていました。もちろん、睡眠時間を削るなど、大変な苦労もありましたが、彼は自分の目標を達成しました。

両立の鍵は、綿密な時間管理と、周囲との協力です。まず、授業時間割や部活動のスケジュールを把握し、毎日の予定を細かく立てましょう。隙間時間を有効活用し、効率的に学習を進めることが重要です。また、チームメイトや教授に状況を伝え、理解と協力を得ることも大切です。例えば、授業を欠席せざるを得ない場合は、事前に教授に連絡し、欠席した授業の補講を受けたり、レポート提出の期限を延長してもらったりするなど、柔軟に対応してもらいましょう。さらに、自分の限界を理解し、無理をしないことも重要です。体調管理をしっかり行い、必要に応じて休息を取ることも忘れずに。

就職活動はどうすればいいの?

看護師の就職活動は、他の職種とは少し異なります。多くの病院では、採用試験に面接や筆記試験に加え、実技試験が含まれる場合があります。そのため、大学生活において、実習や講義で得た知識や経験を活かし、実践的なスキルを磨いておくことが重要です。また、看護師として働く上で必要な資質や能力を、面接で効果的にアピールする練習も必要です。例えば、患者さんとのコミュニケーション能力や、チームワークを重視する姿勢などを具体的に説明できるよう準備しておきましょう。

さらに、就職活動と大学生活、野球部活動を両立させるための時間管理も重要です。就活スケジュールを立て、エントリーシート作成や面接対策などの時間を確保しましょう。早めの準備が、余裕のある就活につながります。もし、就職活動に不安を感じたり、時間的に余裕がない場合は、大学キャリアセンターや就職支援機関を利用するのも良いでしょう。彼らは、就職活動に関する様々なアドバイスやサポートを提供してくれます。

そして、一般社団法人大学野球支援機構は、野球に理解のある中小企業への就職支援に特化しています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、就職活動は個人の意思決定が最も重要です。しかし、選択肢の一つとして知っておくことは、将来のキャリアを考える上で役立つかもしれません。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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