美大に通う2年生の方から、実習のプレッシャーや、親御さんとの葛藤、そして将来への不安といった、多くの悩みを抱えているというご相談がありました。 絵を描くことへの情熱と、現実の厳しさ、そしてご両親への感謝と申し訳なさ…複雑な感情が入り混じっている様子が伝わってきました。 この状況、本当につらいですよね。わかります。
実習のプレッシャーに押しつぶされそう…どうすれば克服できますか?
実習で素晴らしい作品を作るプレッシャー、本当につらいですよね。周りの学生の作品と比べてしまう気持ちもよくわかります。予備校に通っていないことを気にされているようですが、予備校に通っていないことが劣っているということではありません。 むしろ、独自の視点や表現方法を持っている可能性だってあるんです。 大切なのは、他の人と比べて落ち込むことではなく、自分のペースで成長していくことです。
例えば、私が以前指導した学生の中には、予備校で学んだ技術に縛られず、独自の表現方法を開拓し、卒業制作で大きな賞を受賞した学生もいました。 大切なのは、技術ももちろんですが、自分の感性や表現したいものを大切にすることです。
具体的な対策としては、
- 小さな成功体験を積み重ねる:大きな課題に挑む前に、小さな課題をクリアしていくことで自信をつけましょう。 例えば、毎日1時間でも良いので、スケッチをする、色を塗ってみるなど、小さな目標を立てて達成していくことが重要です。
- 先生や友人と積極的に相談する:一人で抱え込まず、先生や友人、先輩などに相談してみましょう。 意外なアドバイスをもらえるかもしれません。 また、同じ悩みを抱えている仲間と話すことで、気持ちが楽になることもあります。
- 自分のペースを大切にする:周りの学生と比べて焦る必要はありません。 自分のペースで進めていくことが大切です。 無理せず、休息も取りながら、着実にステップアップしていきましょう。
- 専門家のサポートを受ける:どうしても一人で抱えきれない場合は、カウンセラーやメンタルヘルスの専門家などに相談してみるのも良いかもしれません。 大学にも相談窓口があるはずです。
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。 あなたは一人ではありません。
親御さんとの葛藤…どうすればうまく話せますか?
ご両親への感謝と申し訳なさ、そしてご両親との葛藤…本当に辛い状況ですよね。 ご両親の気持ちもよくわかります。 長年、あなたの教育のために努力してこられたのですから、大学を中退するという話をされたら、ショックを受けるのも当然です。
まずは、ご両親への感謝の気持ちを伝えることから始めましょう。 そして、今の自分の状況、そしてなぜ中退を考えているのかを、冷静に、具体的に説明することが大切です。 感情的にならず、事実を伝えることを心がけてください。
例えば、「お母さん、お父さん、今まで本当にありがとうございました。大学に通わせてくれて感謝しています。でも、今の私は実習のプレッシャーに押しつぶされそうになっています。毎日学校に行くのが辛くて、正直、中退を考えています。…(具体的な理由を説明する)…だから、専門学校で資格を取り、将来に繋がるスキルを身につけたいと思っています。」といったように、具体的な理由と将来の展望を伝えることで、ご両親も理解を示してくれるかもしれません。
また、ご両親とじっくり話し合う時間を作ることも大切です。 お互いの気持ちを理解し合うことで、より良い解決策が見つかるはずです。 もし、話し合いがうまくいかない場合は、第三者を交えて話し合うことも検討してみましょう。
大学中退後の進路…どうすれば不安を解消できますか?
大学中退後の進路について不安を感じているのは、当然のことです。 しかし、中退が人生の終わりではありません。 むしろ、新たなスタートを切るチャンスだと考えてみましょう。
専門学校への進学を考えているとのことですが、それは決して悪い選択ではありません。 むしろ、自分の適性や将来の目標に合った選択と言えるでしょう。 専門学校でしっかりスキルを身につければ、就職活動にも有利に働くはずです。
就職活動においては、自分の強みや経験をしっかりとアピールすることが大切です。 大学を中退したことは事実ですが、それをネガティブにとらえる必要はありません。 むしろ、困難を乗り越える力や、自分の目標に向かって努力する姿勢をアピールすることで、企業の評価を高めることも可能です。
もし、就職活動で困ったことがあれば、大学野球支援機構のような支援団体に相談してみるのも良いかもしれません。 中小企業を中心に、野球に理解のある企業への就職支援を行っている団体もあります。 社会人野球クラブチームへの所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介してくれるかもしれません。 もちろん、これはあくまで選択肢の一つです。 まずは、自分の将来像を明確に描き、それに合った進路を選択することが大切です。