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野球経験を活かして、理想の就職先を見つけられる?~フリーターからの転職活動で迷子にならないための3つのステップ~

  • 就職活動
2025年06月27日

19歳、高卒フリーターの方から、転職活動が長引いているというご相談がありました。「サービス業・接客業を希望しているが、年間休日120日以上、年始・夏季休暇のある求人が見つからない。妥協すべきか悩んでいる」とのことでした。野球経験者の方であれば、部活動で培った経験や強みを活かせる就職先を探すことも、選択肢の一つとして考えられます。この相談をきっかけに、野球経験者の方、特にフリーターとして転職活動中の方に向けて、理想の就職先を見つけるための3つのステップをご紹介します。

理想の休日と仕事内容、両立は本当に無理?~希望条件を見つめ直してみよう~

年間休日120日以上、年始・夏季休暇あり…これは多くの働く人が理想とする条件ですよね。わかります。私も以前、同じように理想の条件ばかり追い求めて、なかなか就職活動が進まず悩んだ経験があります。でも、全てを満たす求人は、残念ながらそう簡単には見つからないことが多いんです。まずは、自分の希望条件を改めて見直してみましょう。

例えば、「年間休日120日」という数字にこだわっているのはなぜでしょうか? 家族との時間?趣味の時間?それとも、単に「働きすぎたくない」という気持ちからでしょうか? その根本的な理由を理解することで、妥協できる点と、絶対に譲れない点が明確になります。もしかしたら、「年始休暇はなくても良いけど、夏季休暇は必ず欲しい」など、優先順位が見えてくるかもしれません。

仕事内容についても同様です。サービス業・接客業の中でも、様々な業種があります。接客が好きなら、お客様と深く関われる仕事、一方、効率的な作業を重視するなら、裏方の仕事など、自分に合った仕事を探してみるのも良いかもしれません。「サービス業・接客業」という枠にとらわれず、具体的にどんな仕事内容をしたいのか、じっくりと考えてみましょう。

例えば、私の友人で、大学時代に野球部に所属していた人がいました。彼は、卒業後、なかなか就職活動がうまくいかず、フリーター生活を送っていました。しかし、彼は野球部で培った「チームワーク」や「責任感」といった強みを活かせる仕事を探し、最終的には中小企業の営業職に就職しました。最初は休日数が少なかったものの、会社の雰囲気も良く、先輩後輩の仲も良く、充実した日々を送っています。彼のように、自分の強みを活かせる仕事を選ぶことで、仕事の満足度を高めることができるかもしれません。

野球経験は就活の武器になる?~強みを活かした就職活動~

「フリーターで、しかも野球経験しかない…就活で不利なんじゃないか…」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、野球経験は決して無駄ではありません。むしろ、多くの企業が求める能力を培ってきた証と言えるでしょう。

  • 忍耐力と精神力:厳しい練習を乗り越えてきた経験は、どんな仕事にも役立ちます。
  • チームワーク:チームスポーツである野球で培った協調性やコミュニケーション能力は、企業にとって貴重な財産です。
  • 責任感:試合や練習で、チームの勝利に貢献するために責任感を持って行動してきた経験は、社会人として働く上で非常に重要です。
  • 目標達成能力:厳しい練習や試合を通して、目標を達成するための努力や計画性を身につけているはずです。

これらの強みを、履歴書や面接で効果的にアピールすることが重要です。例えば、具体的なエピソードを交えて説明することで、企業はあなたの能力をより深く理解することができます。例えば、「大学時代にキャプテンとしてチームをまとめ、リーグ優勝に貢献した」といった経験は、リーダーシップや目標達成能力を証明する強力な武器になります。具体的なエピソードを準備することで、面接官にあなたの魅力を伝えることができます。

また、野球に理解のある企業を探すことも有効です。例えば、社会人野球チームを支援している企業や、野球部出身者を積極的に採用している企業などは、あなたの経験を高く評価してくれる可能性があります。大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業との就職支援にも力を入れています。企業選びの際に、こうした企業も視野に入れてみるのも良いかもしれません。

就職活動の壁を乗り越えるための3つのステップ

最後に、フリーターからの転職活動で迷子にならないための3つのステップをご紹介します。

  1. 希望条件の再検討:本当に譲れない条件は何なのか、優先順位を明確にしましょう。妥協できる点を見つけることで、選択肢が広がります。
  2. 強みの明確化とアピール:野球経験で培った強みを具体的に洗い出し、履歴書や面接で効果的にアピールしましょう。具体的なエピソードを準備することが重要です。
  3. 情報収集と企業研究:野球に理解のある企業や、自分の強みを活かせる企業を積極的に探しましょう。求人サイトや企業ホームページなどを活用し、徹底的に企業研究を行いましょう。

転職活動は長く、辛い道のりですが、決して諦めないでください。自分の強みを活かし、理想の仕事を見つけられるよう、一歩ずつ進んでいきましょう。そして、もし行き詰まった時は、周りの人に相談することも大切です。一人で抱え込まず、周りの人に相談することで、新たな視点や解決策が見つかるかもしれません。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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