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野球部で医師か技術者か…将来の夢と現実、どう両立させる?

  • 就職活動
2025年06月27日

「物理選択の新高3です。将来、医師になるか、工学系の技術者などになるかで悩んでいます。工学部なら東大、医学部なら地元国公立大を目指すつもりです。病気の要因、治療のメカニズムなどについても、工学系(建築・航空宇宙・機械など全般的に)についてもかなり興味がありまして、興味だけでは決め切れません。ただ正直なところ、技術者・研究者については安定性などの不安もありますし、医者はかなりの激務、休みがないということについて、自分の体がもつのかどうかの不安があります。成績が安定してきた今、2ヶ月ほど悩み続けてまだ決めきれず、正直かなり焦っています。アドバイスお願いします。」 この相談、多くの高校生、特にスポーツに打ち込んでいる学生から寄せられる悩みと共通する部分が多いですね。将来の夢と目の前の現実、そして大学生活と部活動の両立…本当に難しい問題ですよね。一緒に考えていきましょう。

医師と技術者、どちらの道も魅力的だけど…本当にやりたいことは?

将来の選択肢として、医師と技術者、どちらも魅力的な職業ですよね。医師は人の命を救う、やりがいのある仕事。技術者は、世の中に役立つ革新的な技術を生み出す、創造的な仕事です。どちらも社会貢献度の高い仕事で、どちらを選んでも後悔はない…と考える人もいるかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?

「興味がある」だけでは、将来の仕事選びの判断材料としては不十分です。 例えば、ある大学の野球部員Aさんは、幼い頃から医師に憧れていましたが、実際に医学部の授業を受けてみると、想像以上に専門性の高い内容に戸惑い、挫折しそうになった経験を話してくれました。一方、工学部に進学したBさんは、研究室での実験が想像以上に面白く、やりがいを感じているそうです。このように、実際に触れてみないとわからない部分も多いのです。

まずは、自分の「好き」を深く掘り下げてみましょう。医師と技術者、それぞれについて、具体的にどのような仕事内容に興味があるのか、どのような点に魅力を感じるのかを書き出してみてください。そして、その魅力の裏側にある、現実的な問題点についても考えてみましょう。医師の激務や、技術者の将来的な不安定性など、避けて通れない問題もきちんと認識することが大切です。 じっくりと自分と向き合い、本当にやりたいことは何かを見極めることが、最初のステップです。

大学生活と野球部の両立は可能?時間管理術と周囲のサポート

医師や技術者を目指す道を選んだとしても、大学生活と野球部の両立は大きな課題になりますよね。特に、医学部や東大の工学部は、学業の負担が非常に大きいため、時間管理は非常に重要になります。わかります、私も学生時代はそうでした。部活動に打ち込みながら、学業との両立に苦労した経験があります。

時間管理術として、まず「時間割」と「タスクリスト」を作成することをお勧めします。1日の時間、1週間の時間、そして長期的な計画を立て、それぞれの時間帯に何をするかを具体的に書き出してみましょう。そして、タスクリストには、授業、練習、勉強、休息など、すべての予定を書き込みます。さらに、「緊急度」と「重要度」を考慮してタスクに優先順位をつけることも重要です。緊急度の高いタスクを優先的にこなすことで、時間管理の効率を上げることができます。

そして、周囲のサポートも大切です。チームメイトや監督、コーチ、そして家族に、自分の状況をきちんと伝え、理解と協力を得ましょう。一人で抱え込まず、困ったことがあれば相談することも重要です。多くの大学には、学生相談室やキャリアセンターなど、相談できる窓口があります。積極的に活用しましょう。

野球部経験を活かせる就職活動とは?

医師や技術者を目指す道を選んだとしても、将来の就職活動において、野球部経験は必ずしもマイナスにはなりません。むしろ、「粘り強さ」「チームワーク」「責任感」など、野球部で培った多くの能力は、企業から高く評価される可能性があります。特に、野球に理解のある企業、例えば社会人野球クラブチームを支援している企業などは、あなたの経験を高く評価してくれるかもしれません。

就職活動では、あなたの経験をどのようにアピールするかが重要です。例えば、チームで目標達成のために努力した経験、困難を乗り越えた経験、リーダーシップを発揮した経験などを具体的に説明することで、あなたの能力を効果的に伝えることができます。面接では、自信を持って、自分の経験を語りましょう。そして、企業の理念や社風と自分の価値観が合致する企業を選ぶことも大切です。

もし、将来、野球に関連する仕事に就きたいと考えているのであれば、社会人野球クラブチームへの所属も選択肢の一つです。多くの企業が、社会人野球チームを支援しており、選手としての活動と並行して、企業で働くことができます。これは、野球を続けながら、社会人としての経験を積むことができる、魅力的な選択肢と言えるでしょう。もちろん、これはあくまでも選択肢の一つであり、強制ではありません。

大学野球支援機構では、野球経験者を積極的に応援する企業との連携を強化しています。就職活動に関する相談や、企業紹介なども行っていますので、お気軽にお問い合わせください。(※具体的な企業紹介や就職支援は、個別の相談を通して行われます。この記事では、可能性を示唆する記述にとどめています。)

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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