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野球部で遅いと感じる…でも才能もある?部活と学業、そして将来のキャリアを考える

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学野球支援機構には、こんな相談がありました。「私は何をやっても遅く、周りをイラつかせています。日本人はせっかちです。でも世界的には失われた30年と言われてITリテラシーは周回遅れと言われています。私はノロマと言われ、看護婦から馬鹿に見えると舐められていますが、作曲家としてウクライナのヒットチャート4位になりました。今の日本はおかしくないですか?」 この相談から、多くの大学生が抱える「時間管理」「自己評価」「将来への不安」といった問題が見えてきました。野球部活動と学業、そして将来のキャリアを両立させる上で、大切なのは、自分のペースを知り、強みを生かすこと。この記事では、具体的な事例を交えながら、皆さんのお悩みを解決するヒントを探っていきましょう。

野球部活動と学業の両立、どうすればうまくいくの?

野球部活動に励みながら、学業もしっかりこなすのは本当に大変ですよね。わかります!私も学生時代、野球部と勉強の両立に苦労しました。毎日練習に明け暮れ、レポートの締め切りに追われ、睡眠時間は削られる日々…。そんな中、うまく両立できた友人もいれば、苦戦している友人もいました。成功の鍵は、時間管理優先順位の明確化です。

例えば、A大学野球部のBさんは、毎朝早起きして授業前に予習、練習後はすぐに課題に取り組むことで、両立を実現していました。一方、C大学野球部のDさんは、練習後、疲れてなかなか勉強に集中できず、成績に苦戦していました。彼らの違いは、「いつ」「どこで」「何を」やるかを明確に計画していたかどうかです。計画を立てる際は、授業時間や練習時間、移動時間などを考慮し、隙間時間を有効活用することも重要です。

さらに、「何を優先するのか」を明確にすることも大切です。テスト期間中は、練習時間を短縮して勉強に集中する、といった柔軟な対応も必要です。大切なのは、完璧を目指さず、「できる範囲で最大限努力する」こと。そして、周りの人に協力を求めることも忘れずに。

もし、時間管理に困っているなら、スケジュール帳やアプリを活用してみるのも良いかもしれません。また、大学のキャリアセンターや、私たち大学野球支援機構のような相談窓口も活用してみてください。あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスを受けられるかもしれません。

自分の強みを生かすには?野球部経験を就職活動で活かす方法

「野球部で培った経験を就職活動で活かしたいけど、どうすればいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。確かに、野球部経験は直接的に仕事に繋がるものではありませんが、「忍耐力」「チームワーク」「責任感」など、企業が求める多くの能力を養うことができます。

例えば、私の友人で、大学時代に野球部主将を務めていた人がいます。彼は就職活動で、「主将としてチームをまとめ上げた経験」を強調し、リーダーシップやコミュニケーション能力の高さをアピールしていました。また、厳しい練習を乗り越えてきた経験から、「困難な状況でも諦めずに努力する姿勢」を評価され、内定を得ることができました。

  • 具体的なエピソードを準備する:面接では、抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードを交えて説明することが大切です。例えば、「どんな困難に直面し、どのように乗り越えたか」といった経験を具体的に話しましょう。
  • 自己分析を徹底する:自分の強みや弱みを理解し、それらを就職活動にどのように活かせるかを考えましょう。野球部での経験から得られたスキルを整理し、企業が求める能力と結びつけることが重要です。
  • 企業研究を怠らない:企業の理念や事業内容を理解した上で、自分の強みがどのように企業に貢献できるかを説明できるようにしましょう。野球部経験が活かせる企業を探すことも有効です。

大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業との連携を強化しており、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業への就職支援にも力を入れています。もし、そういった企業に興味があれば、相談窓口にご連絡ください。もちろん、就職活動は企業選びが全てではありません。あなた自身の強みとキャリアプランを明確にすることが大切です。

将来への不安…それでも大丈夫!自分のペースで進もう

「将来への不安」を抱えているのは、あなただけではありません。多くの大学生が、将来のキャリアや人生設計に迷いを感じています。特に、野球部活動に専念してきた学生は、他の学生よりも将来への不安が大きいかもしれません。しかし、大切なのは、焦らず、自分のペースで進むことです。

作曲家としてウクライナのヒットチャート4位にランクインされた相談者の方のように、一見すると「遅い」ように見える道のりでも、大きな成功を収めることは可能です。 「ノロマ」だと言われること、看護師から見下されることに傷つく気持ちもよく分かります。しかし、その経験は、あなたの強み、つまり「粘り強さ」や「逆境を乗り越える力」を育んでいるはずです。それは、就職活動や将来のキャリアにおいても大きな武器となります。

まずは、自分の興味や関心をしっかりと見つめ、将来のキャリアプランをじっくりと考えることが大切です。キャリアカウンセリングを受けたり、先輩や友人と話をしたりするのも良いでしょう。そして、「完璧」を求めすぎず、一歩ずつ着実に進んでいくことが重要です。周りのペースに合わせるのではなく、自分のペースで、自分らしい道を歩んでいきましょう。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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