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野球部員だけど、就活に有利な資格ってなんだろう?金融系志望の私の場合…

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学3年生の野球部員の方からこんな相談を受けました。「大学3年生です。MOS資格を取ろうかなと思うのですが、現在MacBookしか持っていないためWindowsノートPCを別で買おうかなと思っています。まぁそれなりにお金がかかる訳ですが、私の進路的にMOS資格はそのお金をかける価値はありますか?今持ってる資格で履歴書に書けそうなのは日商簿記3級と漢検2級だけです。今の就職希望先は金融系(総合職)、地方信用金庫です。」 確かに、MOS資格取得には費用と時間がかかりますよね。野球部活動と両立しながらの資格取得は、大変な努力が必要になります。そこで、金融系、特に地方信用金庫を志望する野球部員にとって、本当にMOS資格は必要なのか、他の資格やスキルとの比較も含めて考えてみましょう。

野球部活動と両立しながら、本当にMOS資格は必要?

MOS資格は、Microsoft Officeソフトのスキルを証明する資格です。確かに、金融機関ではExcelやWordなどのOfficeソフトを日常的に使用します。しかし、MOS資格の有無が選考に大きく影響するとは限りません。地方信用金庫の場合、地域密着型の営業が重視されることが多く、人間性やコミュニケーション能力、地域貢献への意欲といった、資格だけでは測れない要素が重要視される傾向があります。もちろん、MOS資格があればアピール材料になりますが、それよりも日商簿記3級や漢検2級といった、既に持っている資格を活かす戦略を優先した方が効率的かもしれません。例えば、簿記の知識は金融機関の業務に直結しますし、漢検2級は文章作成能力や正確性を示す指標となります。これらの資格をさらに高める、もしくは関連資格に挑戦する方が、就職活動においては効果的かもしれませんよ。

私の友人で、野球部と両立しながら、簿記の資格を2級まで取得し、地方銀行に内定した人がいます。彼は、資格取得を通して得た論理的思考力や粘り強さを面接でアピールし、好印象を与えたようです。資格取得そのものよりも、その過程で培われた能力の方が、企業は評価するケースが多いのです。ですから、MOS資格取得に時間とお金を費やす前に、既に持っている資格をさらに活かす方法や、他のスキルアップに時間を使うことを検討してみましょう。

他にどんなスキルを磨けば、金融系の就職活動で有利になるの?

金融機関は、数字に強いだけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力も高く評価します。野球部活動で培ってきたチームワークや責任感、目標達成能力は、大きな強みになります。これらの経験を具体的に説明できるよう、エピソードを準備しておきましょう。例えば、「試合で逆転勝利を収めた経験」や「チームをまとめるために工夫したこと」などを、面接で効果的に伝えられるように練習しておきましょう。 また、地域貢献活動への参加もおすすめです。ボランティア活動や地域イベントへの参加を通じて、地域社会への関心を示すことは、地方信用金庫のような地域密着型の金融機関にとってプラスに働くでしょう。

さらに、インターンシップへの参加も有効です。金融機関の業務を実際に体験することで、仕事内容への理解を深め、企業研究を進めることができます。インターンシップを通して得た経験は、面接で自信を持って語れる貴重な材料になります。 また、自己分析も非常に大切です。自分の強みや弱み、興味関心、キャリアプランなどをしっかりと理解することで、企業選びや面接対策に役立ちます。時間を作ってじっくりと自己分析に取り組むことをお勧めします。

中小企業への就職も視野に入れてみよう!野球経験を活かせる企業もあるよ

もし、金融機関への就職がうまくいかなくても、野球経験を活かせる企業もたくさんあります。大学野球支援機構は、野球に理解のある中小企業との連携を強化しており、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動を配慮してくれる企業を紹介することも可能です。もちろん、就職活動は個人の意思決定が最優先です。しかし、選択肢を広げることは、精神的な負担を軽減し、就職活動全体をよりポジティブに進める上で非常に重要です。 中小企業の中には、社員を大切にする風土を持つ企業も多く、アットホームな雰囲気の中で働くことができるかもしれません。大企業とは異なる魅力を持つ企業もたくさんあることを知っておきましょう。

例えば、私の知人の元大学野球部員は、地元の中小企業に就職し、営業職として活躍しています。彼は、野球部で培った粘り強さやコミュニケーション能力を活かし、顧客との信頼関係を築き、高い成果を上げているそうです。大企業だけが成功への道ではありません。自分の強みを活かせる企業を見つけることが大切です。 大学野球支援機構では、そうした企業とのネットワーク構築にも力を入れています。 就職活動において、選択肢を増やすことは、より良い未来への第一歩となります。

就職活動は、大変な道のりですが、自分自身の強みと可能性を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。そして、周りの人に相談しながら、自分にとって最適な進路を選択してください。 焦らず、じっくりと準備を進めれば、必ず良い結果が得られるはずです。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

「野球を続けたい学生」の就活のお手伝い、
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私たちは野球と仕事双方を充実させる未来に向けてサポートをしています。