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野球部員として、将来への不安…今の仕事が本当に合っているのか、どうすればいい?

  • 就職活動
2025年06月27日

大学野球部に所属しながらアルバイトをしている学生さんから、こんな相談がありました。「4ヶ月間スーパーの鮮魚部で働いていますが、自分に仕事があっていないような気がします。毎日怒られていますし、魚の名前も食べ方もわからないものがたくさんあります。チーフの間違いを私が怒られたり、お客がごちゃごちゃにした商品を並べ方が悪いと怒られたり、『お母さんが山のほうの人だからあんた魚わかんないんだね』とまで言われました。言い返したいですが、新人だからと我慢してきました。人格や両親をバカにされてまでこの仕事を続けたくありません。しかし、実家住まいなので両親になんと言えばよいのかわかりません。チーフに伝えるのも怒鳴られそうで怖いです。」 この相談、多くの大学生、特に部活動と両立している学生さんなら共感できる部分も多いのではないでしょうか。アルバイトで辛い経験をすることは、決して珍しいことではありません。この経験を前向きに捉え、将来に繋げる方法を考えていきましょう。

今のアルバイト、本当に自分に向いていない?見極めるポイントとは?

「毎日怒られる」「人格や両親をバカにされる」…本当につらい状況ですね。わかります。私もかつてアルバイトで似たような経験をしました。飲食店で働いていた時、先輩から理不尽な扱いを受け、毎日涙を堪えながら仕事をしていました。「この仕事、私に向いていないのかな…」と何度も思いました。 まず、今のアルバイトが本当に自分に向いていないのか、客観的に見極めることが大切です。そのためには、以下の点を考えてみてください。

  • 仕事内容への適性: 魚の種類や調理法がわからないのは、決してあなたのせいではありません。きちんと教育を受けているでしょうか?もし、教育不足や適切な指導がないのであれば、それはあなたの問題ではなく、お店の問題です。
  • 職場環境: チーフの言動は明らかにパワハラです。お客様からのクレームを全てあなたが背負わされるのも不当です。職場環境があなたのモチベーションを著しく低下させている可能性が高いです。
  • 自分のキャリアプランとの整合性: 今のアルバイトの経験が、将来のキャリアプランにどのように役立つでしょうか?将来、鮮魚業界を目指しているのであれば、多少の苦労は乗り越える価値があるかもしれません。しかし、そうでなければ、この経験は必ずしもプラスにはなりません。

例えば、私の友人で、大学時代に塾講師のアルバイトをしていた人がいました。最初は生徒とのコミュニケーションに苦労していましたが、次第に指導スキルを磨き、自信をつけていきました。その経験は、卒業後に教育関連の仕事に就く際に大きく役立ったそうです。このように、アルバイトは将来のキャリアに繋がる貴重な経験になる可能性も秘めています。しかし、今の状況では、残念ながらそうは言えません。

親にはどう伝えればいい?そして、今の状況をどう打破するか?

親御さんに相談するのは勇気がいることですが、一人で抱え込まずに話してみることをお勧めします。親御さんは、あなたのことを心配し、きっと力になってくれるはずです。「毎日怒られてつらい」「人格や両親をバカにされるような言動があった」と、具体的に説明しましょう。感情を押し殺さずに、正直な気持ちを伝えることが大切です。もしかしたら、親御さんもあなたを心配して、一緒に解決策を探してくれるかもしれません。

そして、今の状況を打破するために、以下の選択肢を考えてみましょう。

  • アルバイトを辞める: これが一番の解決策かもしれません。パワハラは許されるものではありません。あなたの精神的な健康を第一に考えましょう。辞める際には、きちんと理由を説明し、円満に退職できるように努めましょう。辞める前に、他のアルバイトを探しておくことも大切です。
  • チーフに相談する(または、店長などに相談する): 勇気がいることですが、チーフの言動がおかしいことを伝えることもできます。ただし、一人で話すのは危険です。信頼できる友人や先輩、あるいは学校のキャリアセンターなどに相談し、サポートを受けながら対応しましょう。
  • 別のアルバイトを探す: 今のアルバイトを辞める前に、他のアルバイトを探しておくことをお勧めします。大学生活との両立を考え、自分のペースで働ける職場を探しましょう。大学生活と部活動の両立が難しい場合は、時間や曜日の融通の利くアルバイトを選ぶことも重要です。

例えば、ある大学の野球部員は、学業との両立を考慮し、週2日のみ勤務できるカフェでアルバイトをしていました。彼は、自分のペースで働きながら、学業と部活動に集中することができ、充実した大学生活を送っていました。このように、自分の状況に合ったアルバイトを選ぶことが大切です。

大学野球と将来のキャリアを考える

大学野球は、多くの時間と労力を必要とします。その中でアルバイトをすることは、体力面や精神面での負担も大きくなります。学業との両立、そして将来のキャリアプランをしっかりと見据えることが重要です。 野球部員として、そして学生として、将来どのようなキャリアを歩みたいのか、じっくりと考えてみましょう。

もし、将来、野球に関連した仕事に就きたいと考えているのであれば、野球に理解のある企業への就職活動も視野に入れても良いかもしれません。一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。 社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介することも可能です。もちろん、野球とは全く関係のない仕事に就くことも選択肢の一つです。大切なのは、あなたが本当にやりたい仕事、そして幸せになれる仕事を見つけることです。

今の辛い経験は、将来のあなたを成長させる糧になるはずです。この経験を活かし、前向きに進んでいきましょう。 そして、一人で抱え込まずに、周りの人に相談することも忘れないでください。 大学にはキャリアセンター、そして友人や家族など、あなたをサポートしてくれる人がたくさんいます。

大学野球支援機構は野球と仕事の両立をサポートします

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