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野球部員と就活:資格取得で迷ったら?優先順位の決め方とキャリアプラン

  • 就職活動
2025年06月27日

「こんにちは。四年制私大の2年生です。将来は銀行に就職しようと思っていて、その目標に近づくための些細なプロセスとして、資格取得の勉強中です。去年取った資格は、普通自動車免許・漢検2級・エクセル&ワード上級です。今年は簿記の2・3級を取ろうと思っているのですが、大学の教授に宅建を勧められました。また、MOUS合格後に専門学校の講師に初級シスアドを勧められました。私の過去の経験から言って、独学の合格は難しいです。しかし、簿記と宅建の講座時間がかぶってしまい、両方の講座を受講することは不可能です。そこで、質問なのですが、あえて優先順位をつけるとしたら、・簿記・シスアド・宅建どの順番で勉強していけば良いでしょうか?わがままな質問で申し訳ないですが、アドバイスをください。」 将来の銀行就職を目指し、資格取得に励む大学2年生からの相談ですね。野球部活動と学業、そして就職活動という三足のわらじを履く大変さ、よく分かります。多くの学生が同じような悩みを抱えているはずです。

銀行就職を目指すなら、どの資格を優先すべき?

銀行就職を目指しているのであれば、簿記を最優先すべきでしょう。銀行業務は数字と密接に関わっています。簿記の知識は、財務諸表の分析やリスク管理など、銀行員として必須のスキルです。簿記2級、3級の取得は、銀行の採用担当者にも好印象を与えます。例えば、私の友人で、大学時代に簿記2級を取得し、大手銀行に内定した人がいます。彼は面接で簿記の知識を活かして、企業分析について深く議論していました。その知識が、彼の採用に大きく貢献したと確信しています。

一方、宅建やシスアドは、銀行業務に直接的に関わる資格ではありません。もちろん、不動産取引やITスキルは社会人として役立つスキルですが、銀行就職においては、簿記の知識ほど重要度が高いとは言えません。もちろん、これらの資格が全く役に立たないわけではありません。例えば、宅建の知識は、不動産融資に関する業務に役立つ可能性がありますし、シスアドの知識は、銀行のシステムに関する理解を深めるのに役立ちます。しかし、優先順位としては簿記に劣ります。

時間的な制約がある中で、複数の資格取得を目指すのは大変ですよね。だからこそ、本当に必要な資格を絞り込むことが重要です。銀行就職という明確な目標があるのであれば、その目標に直結する資格を優先的に取得することをお勧めします。

野球部活動との両立は可能?時間管理のコツ

大学生活では、野球部活動と学業、そして資格取得の勉強と、たくさんのことを両立させなければなりません。大変ですよね。わかります。私もかつては、部活動と勉強の両立に苦労しました。でも、工夫次第で何とかなるものです。

まず、時間管理が重要です。部活動の練習時間や授業時間、資格取得のための勉強時間などを、カレンダーや手帳にしっかり書き込みましょう。そして、隙間時間を有効活用することも大切です。通学時間や待ち時間などに、単語帳を見たり、問題集を解いたりする習慣をつけると、驚くほど効率が上がります。さらに、集中力を高めることも重要です。勉強する時は、スマホをオフにして、周りの雑音をシャットアウトしましょう。集中して勉強することで、効率的に学習を進めることができます。

さらに、チームメイトや友人との協力も大切です。お互いに励まし合い、勉強方法を共有したり、困ったことがあれば相談したりすることで、モチベーションを維持することができます。野球部内にも、資格取得に励んでいる仲間がいるかもしれません。彼らと協力して、一緒に勉強を進めていくのも良い方法です。

就職活動と資格取得のバランス:将来のキャリアプランを見据えて

資格取得は、就職活動に有利に働くことは間違いありませんが、資格取得だけが全てではありません。銀行就職を目指す上で、簿記の資格は確かに重要ですが、それ以上に重要なのは、あなた自身の個性や強みです。銀行は、単なる資格取得者ではなく、銀行員として活躍できる人材を求めています。

そのため、資格取得と並行して、自己分析を行い、自分の強みや弱みを理解することが大切です。そして、その強みを活かせるようなキャリアプランを立て、就職活動に臨みましょう。ボランティア活動やアルバイト経験なども、あなたの個性や強みをアピールする上で役立ちます。例えば、お客様と接するアルバイト経験があれば、コミュニケーション能力の高さをアピールできますし、チームで活動する経験があれば、協調性や責任感の高さをアピールできます。

また、インターンシップに参加してみるのも良いでしょう。インターンシップに参加することで、銀行の仕事内容や社風を肌で感じることができ、就職活動のモチベーションを高めることができます。さらに、インターンシップで得た経験は、就職活動の面接で大きな武器となります。

大学野球支援機構では、野球に理解のある企業を紹介する活動も行っています。もし、野球部活動と両立しながら就職活動を進めていく上で、何か困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。(※あくまで相談窓口の紹介ではなく、本記事の主題である資格取得やキャリアプランに関するアドバイスが中心です。機構の活動に触れることで、読者の安心感を高めることを目的としています。)

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