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野球部員と臨床検査技師の資格…将来の進路、どうすればいい?

  • 就職活動
2025年06月27日

先日、大学野球支援機構には、こんな相談がありました。「現在、臨床検査技師の資格を持っていますが、将来性を考えて看護師になろうかと迷っています。その場合、やはり最初から勉強をし直さないといけないのでしょうか?また、実際、技師から看護師になられた方はいるのでしょうか?」 確かに、全く異なる専門分野への転身は大きな決断ですよね。野球部活動と両立しながら、将来のキャリアについても真剣に考えている相談者の方の気持ち、よく分かります。

看護師への転身は、本当に最初からやり直し?

臨床検査技師と看護師、どちらも医療現場で働く専門職ですが、業務内容や求められるスキルは大きく異なります。だからといって、看護師になるには全てを最初からやり直さなければならない、と決めつけるのは早計です。相談者の方のように、既に医療系の資格をお持ちであれば、その経験や知識は必ず活かせます。

例えば、医療現場での基本的な知識や倫理観、患者さんとのコミュニケーションスキルなどは、臨床検査技師としての経験が大きな強みになります。また、医療機器の取り扱い方や検査データの読み解き方なども、看護師としての業務に役立つ場面があるでしょう。もちろん、看護師に必要な専門知識や技術は改めて学ぶ必要がありますが、ゼロからのスタートではないということを理解しておきましょう。

具体的には、看護師国家試験の受験資格を得るための過程で、必要な科目の単位取得や実習などを検討することになります。大学によっては、既に取得済みの単位が認められる可能性もありますし、通信教育や専門学校を活用する方法もあります。個々の状況に合わせて、最適な学習プランを立てることが重要です。 私の友人で、理学療法士から看護師に転身した人がいますが、彼女は以前の経験を活かしつつ、効率的に学習を進めていました。彼女は、資格取得のための勉強時間を確保するために、部活動との両立に苦労したと言っていました。しかし、目標を明確に持ち、計画的に学習を進めることで、見事に国家試験に合格し、現在も看護師として活躍しています。

野球部活動との両立は可能?時間管理の秘訣

野球部活動と学業、そして看護師への転身準備… 時間管理が最大の課題になりますよね。わかります。私も学生時代、部活動と勉強の両立に本当に苦労しました。でも、諦めずに工夫することで、必ず両立できる道はあります。

まず、時間割を綿密に作成し、1日のスケジュールを可視化しましょう。部活動の練習時間、授業時間、学習時間、そして休息時間などを明確に区切ることが大切です。そして、そのスケジュールを厳守するように心がけましょう。さらに、隙間時間を有効活用することも重要です。例えば、通学時間や待ち時間などを利用して、スマホアプリで語学学習をしたり、専門用語を覚えたりするなど、小さな努力の積み重ねが大きな成果に繋がります。

また、効率的な学習方法を身につけることも重要です。例えば、過去問を解いたり、効率の良い学習方法を学ぶためのセミナーに参加したりするのも良いでしょう。そして、周りの人に協力を仰ぐことも大切です。友人や家族に相談し、学習のサポートをしてもらうのも良い方法です。私の知人である元野球部員は、チームメイトと協力して、互いに学習をサポートし合うことで、時間管理の効率化を実現していました。チームワークは、野球だけでなく、人生のあらゆる場面で役立つことを実感したそうです。

さらに、心身の健康管理も忘れてはいけません。睡眠不足やストレスは、学習効率を低下させ、体調不良にも繋がります。適度な運動や休息を心がけ、健康的な生活を送りましょう。 野球部活動で培った体力と精神力は、この困難な道のりを乗り越える上で、大きな力となるはずです。

就職活動への影響は?看護師としてのキャリアパス

臨床検査技師の資格を持ちながら、看護師を目指す… 就職活動への影響が気になりますよね。でも、ご安心ください。医療系資格を複数持つことは、むしろ大きな強みになる可能性が高いです。特に、臨床検査技師としての経験は、看護師としての業務理解を深める上で役立ちます。面接では、この経験を積極的にアピールすることで、あなたの能力の高さを印象付けることができるでしょう。

また、中小企業の中には、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業も存在します。大学野球支援機構では、そうした企業との連携を強化し、学生アスリートの就職支援を行っています。もし、就職活動で悩んだ際は、一度、機構の活動内容についても調べてみてください。もちろん、就職活動は、あくまであなたのキャリアプランの一環です。看護師としてのキャリアパスを明確に描き、それを面接官に伝えることができれば、必ず良い結果が得られるはずです。 例えば、将来は特定の分野の看護師を目指したい、あるいは管理職を目指したいなど、具体的な目標を持つことで、面接官へのアピールも効果的になります。

大切なのは、あなたの熱意と誠実さです。自分の将来像を明確に持ち、それを実現するために努力していることを伝えれば、必ず理解してくれる企業が見つかるはずです。 焦らず、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。

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