「面接の入退室のやり方ってそれぞれ違くないですか?私は通信制高校に通っているため専門学校のAOの面接の練習ができません。ノック3回、ドアを開けて『失礼します』、ドアを閉めて…と思っていたのですが、面接官に何も言われなくても席に移動する人もいるし、言われてから移動する人もいます。どっちなんですか?あと、椅子の右側?左側?自己紹介はどうすればいいの?受験番号は言うの?2日後が面接で不安です…」
面接の入退室、本当にこれで大丈夫?
面接の入退室、緊張しますよね。特にAO入試など、初めての面接だと、マナーが分からず不安になるのも当然です。 「ノック3回、ドアを開けて『失礼します』、ドアを閉めて…」と、あなたは完璧な手順を思い描いていたかもしれません。でも、実際は状況によって少し変わってくるんです。 例えば、企業の面接と大学のAO面接では、雰囲気や求められるマナーが異なる場合があります。企業の面接では、よりフォーマルな対応が求められる一方、大学のAO面接では、少しカジュアルな雰囲気のところもあります。
まず、ノックの回数ですが、3回が一般的ですが、状況に応じて調整しても問題ありません。重要なのは、相手にあなたの存在を知らせ、許可を得てから入室することです。ドアを開ける前に軽くノックし、返事があったら入室するのが基本です。ドアを開けてすぐ「失礼します」と挨拶し、ドアを閉めるのは、面接官の指示に従うのが無難です。面接官がドアを閉めるように促す場合もありますし、開けたままの面接もあるかもしれません。状況に合わせて対応しましょう。
そして、入室後、席への移動についてですが、これも面接官の指示に従うのが一番です。「どうぞ座ってください」と言われたら座り、「こちらへどうぞ」と案内されたら案内された場所に座りましょう。何も言われなければ、少し待ってみてから、自然な流れで着席するのが良いでしょう。焦らず、落ち着いて行動することが大切です。
椅子の左右については、特に決まったルールはありません。右側が良いという意見もありますが、面接官が座っている位置や部屋のレイアウトなどを考慮して、自然な位置に座れば問題ありません。面接官が座っている場所の反対側に座るのが一般的ですが、あまり神経質になる必要はありません。大切なのは、面接官と自然なコミュニケーションを取れる姿勢です。
自己紹介、何を話せばいいの?
自己紹介は、面接で最初に印象を左右する重要な部分です。 「〇〇県〇〇高校、3年の〇〇です、本日は宜しくお願いします」というシンプルな自己紹介も悪くありませんが、もう少し具体的に、あなた自身の個性や魅力が伝わるように工夫してみましょう。
例えば、「〇〇県〇〇高校3年の〇〇です。本日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。私は幼い頃から野球に打ち込み、チームメイトとの協力を通してリーダーシップを磨いてきました。この経験を通して培った責任感と協調性を活かし、貴校で学びたいと考えています。」のように、あなたの経験と志望動機を簡潔に伝えると効果的です。
受験番号については、特に指示がない限り、伝える必要はありません。面接官が尋ねてきたら、丁寧に伝えれば問題ありません。事前に受験票を確認しておけば安心ですね。
私の友人で、以前、自己紹介で自分の強みや経験を具体的に話したことで、面接官の印象に残ったという人がいました。その友人は、大学で野球部に入り、そこで培った経験を活かして、将来はスポーツ関連の仕事に就きたいと考えていました。面接では、野球部での経験を通して学んだこと、そして将来の目標を熱意をもって語ったそうです。その結果、面接官から好印象を得ることができ、見事合格しました。
大学野球と就職活動、両立のコツは?
大学野球を続けながら就職活動をするのは、大変な労力と時間管理が必要ですよね。わかります。私も以前、大学野球部に所属しながら就職活動をしていました。正直、両立は容易ではありませんでした。練習や試合、遠征などで忙しい日々を送る中で、就職活動に十分な時間を割くのは本当に大変でした。しかし、工夫次第で両立は可能です。まず、時間管理が重要です。スケジュール帳を活用し、練習や授業、就職活動の予定をしっかりと管理しましょう。効率的に時間を使い、無駄を省く努力が必要です。例えば、通学時間などを有効活用して、面接対策の勉強をするなど工夫も必要です。
次に、周りの協力が不可欠です。チームメイトや監督、コーチ、そして家族に相談し、理解を得ることが大切です。状況を説明し、協力をお願いすることで、負担を軽減することができます。私の場合は、チームメイトに就職活動のスケジュールを伝え、練習への参加調整などを協力してもらいました。また、家族にも相談し、家事や雑用などを手伝ってもらいました。こうした協力体制が、就職活動と野球の両立を可能にしました。
さらに、就職活動の戦略も重要です。野球経験を活かせる企業を探したり、野球に理解のある企業をターゲットにするのも有効です。一般社団法人大学野球支援機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援を行っています。社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業を紹介するなど、あなたのキャリアプランに合わせたサポートを提供しています。もちろん、就職活動は自分自身で進める必要がありますが、このような支援機関を活用することで、より効率的に活動を進めることができるでしょう。
最後に、自分を信じることです。大変な時期もあると思いますが、努力を続ければ必ず結果はついてきます。自分を信じて、前向きに取り組んでいきましょう。