高校1年生で、将来への不安を抱えている相談を受けました。「絵を描くことが好きではないのに、芸術大学を目指していた」「本当は他のことが好きなのに、絵を描くことしかできないと思い込んでいた」というお気持ち、よく分かります。今まで努力してこなかった自分への後悔、将来への漠然とした不安…胸が締め付けられるような気持ちですよね。でも、今、こうして自分の気持ちと向き合おうとしていること、それは素晴らしい一歩です。一緒に考えていきましょう。
高校からでも遅くない?興味のあることに挑戦する方法
「高校からでは遅い」と悩んでいらっしゃるんですね。わかります。新しいことに挑戦する時、特に年齢が気になりますよね。でも、高校時代は、人生において大きな転換期であり、新たな可能性を模索するのに最適な時期でもあります。例えば、私の友人で、高校2年から始めた軽音楽部でバンドを結成し、音楽業界に就職した人がいます。大学進学はせず、専門学校に進み、プロを目指して頑張っています。大学進学だけが将来の選択肢ではないのです。
バレーボール、フィギュアスケート、ミュージカル…どれも魅力的ですね。どれもプロになるのは難しい道かもしれませんが、「仕事にする」ことだけが目的ではないはずです。大切なのは、「好きで一生懸命になれるかどうか」です。まずは、それぞれの活動に少しだけ触れてみることから始めてみましょう。学校の部活動に参加したり、地域のサークルに参加したり、体験レッスンを受けてみたり…色々な方法があります。少しだけ触れてみることで、本当に自分が好きかどうか、続けられるかどうかが分かります。
また、「美術系への道を諦めなければいけない」という思い込みも、少し置いてみましょう。もしかしたら、あなたの好きなことと、絵を描くことが意外な形で繋がっているかもしれません。例えば、ミュージカルの舞台美術に興味を持つようになったり、フィギュアスケートの衣装デザインに興味を持つようになったりするかもしれません。可能性は無限大です。まずは、色々なことに触れて、自分の感性を広げてみましょう。
絵を描くことが好きではない…自分の才能を見つけるには?
「絵を描くことが好きではないのに、ずっと絵を描いてきた」というお気持ち、本当に辛かったと思います。「他の人に負けるのが嫌」という気持ちだけで絵を描いてきたこと、そして、「絵を描くことしかできない」と思い込んでいたこと、これらは多くの高校生が抱える悩みです。でも、それは決してあなたのせいではありません。周りの期待や、自分自身の思い込みに縛られていただけなのです。
大切なのは、「自分の才能を見つける」ことではなく、「自分の好きなことを見つける」ことです。才能は後から磨くことができますが、好きではないことを一生続けるのは苦痛です。まずは、色々なことに挑戦し、自分の心をワクワクさせるものを見つけ出すことに集中しましょう。そして、その「好き」を活かせる仕事を探していく。それが、あなたにとっての幸せな人生への道筋になるはずです。
もしかしたら、「絵を描くこと」があなたの強みになる可能性もあります。例えば、デザインに興味があるなら、ゲーム会社以外にも、様々な業界で活躍できるかもしれません。デザインのスキルは、多くの業界で必要とされています。もし、絵を描くことに対して、全く興味がなくなったのであれば、別のスキルを身につけることを考えてみても良いでしょう。そのスキルは、あなたの好きなことと結びつくかもしれません。
努力をしてこなかった自分への後悔…前向きに進むために
「努力をしてこなかった自分への後悔」…わかります。私も過去に同じような経験をしました。でも、過去を悔やむよりも、未来に向かって努力することの方が大切です。過去は変えられませんが、未来は変えられます。今、あなたは自分の気持ちと向き合い、将来について真剣に考えています。それは、大きな成長です。
「未熟で、読みにくい文章」なんて言わないでください。あなたの気持ちは、しっかりと伝わってきました。あなたの正直な気持ち、それが一番大切です。そして、その気持ちを大切にして、一歩ずつ前に進んでいきましょう。小さな一歩でも構いません。まずは、興味のあることに触れてみる、少しだけ努力してみる…そこから始めましょう。そして、周りの人に相談することも大切です。先生、友人、家族…誰かに話してみることで、気持ちが軽くなることもあります。
もし、将来の進路について悩んだら、キャリアカウンセラーに相談してみるのも良い方法です。客観的な視点からアドバイスをもらえるので、新たな発見があるかもしれません。また、大学野球支援機構のような組織も、就職活動に関する相談窓口として活用できるかもしれません。もちろん、野球部員を対象とした支援が中心ですが、スポーツ経験者としての強みや、部活動で培ったチームワーク力といった経験は、多くの企業が求める人材像に合致する可能性があります。 将来の選択肢を広げるためにも、色々な可能性を探ってみることをお勧めします。