高校1年生の生徒さんから、起立性調節障害を抱えながら全日制高校に通い、通信制高校への転校を希望しているものの、担任の先生や親御さんの反対に悩んでいる、というご相談がありました。毎日辛い思いをしながらも、将来の目標に向かって努力されている姿に、胸が締め付けられる思いです。このご相談を元に、大学野球とは直接関係ありませんが、将来の進路や目標達成への道を一緒に考えていきましょう。
高校生活の辛さ、本当に乗り越えるしかないの?
毎日、登校するだけで精一杯なのに、さらに将来の進路や大学進学のことまで考えなくてはいけない…本当に息苦しいですよね。わかります。私も高校時代、部活動と学業の両立に苦しんだ経験があります。朝起きるのが辛くて、何度も学校を休んでしまったこともありました。毎日、笑顔でいること、頑張っているように見せること、それだけで精一杯だった時期を思い出します。
相談者の方の場合、起立性調節障害という病気と闘いながら高校生活を送っているという状況が、さらに負担になっていると思います。「死にたい」と思うほど追い詰められていること、本当に辛いですよね。まず、その気持ちを受け止めてあげたいと思います。決して、あなたの心が弱いわけではありません。病気と闘いながら、毎日頑張っているあなたを、私は心から尊敬しています。
担任の先生からは「卒業まで頑張れ」と言われたとのことですが、無理強いは絶対にしないでください。先生はあなたのことを心配して、卒業を勧めているのだと思いますが、あなたの心身の状態を無視した発言は、かえってあなたを苦しめるだけです。先生に、あなたの病気のこと、そして通信制高校への転校を希望していることを、もう一度きちんと説明してみましょう。そして、あなたの気持ちを理解してもらえない場合は、親御さんや学校カウンセラーに相談してみるのも良いかもしれません。
通信制高校への転校、本当に実現できる?
通信制高校への転校は、決して諦めるべきではありません。あなたの状況を考えると、通信制高校の方が、あなたにとってより適した環境かもしれません。昼からの通学スタイルは、起立性調節障害を抱えるあなたにとって、大きなメリットになるでしょう。そして、何より、あなたの将来の夢を実現するための、より良い環境になる可能性があります。
例えば、通信制高校に通いながらアルバイトをして、韓国語の塾に通うという計画、素晴らしいですね!将来の目標に向かって、具体的な計画を立て、実行しようとしているあなたの行動力には、本当に感銘を受けます。この計画を実現するために、通信制高校への転校は、あなたの夢への近道になるはずです。
親御さんとの話し合いも大切です。あなたの気持ちをきちんと伝え、通信制高校への転校が、あなたにとってどれほど良いことなのかを説明しましょう。もし、経済的な問題が心配であれば、奨学金制度や、アルバイトで費用を賄う方法なども検討してみましょう。親御さんにも、あなたの真剣な気持ち、そして将来への具体的な計画を伝えることで、理解を得られる可能性は十分にあります。
大学進学や将来のキャリアはどうなるの?
通信制高校を卒業後、大学進学を希望されているのであれば、通信制高校からでも十分可能です。多くの大学が、通信制高校の卒業生を受け入れています。また、大学進学以外の進路についても、通信制高校では様々なサポート体制が整っていることが多いです。将来のキャリアプランについて、通信制高校の先生やカウンセラーに相談してみるのも良いでしょう。
大学野球への進路も、通信制高校卒業後でも不可能ではありません。もちろん、全日制高校に通う学生と比べて、練習時間やチーム活動への参加に制限があるかもしれません。しかし、あなたの熱意と努力次第で、必ず道は開けるはずです。大学野球に理解のある大学や、社会人野球クラブチームへの所属も視野に入れて、将来のキャリアプランをじっくりと検討してみましょう。もしかしたら、大学野球支援機構のような団体が、あなたの進路選択をサポートしてくれるかもしれません。
大切なのは、あなた自身の気持ちです。通信制高校への転校は、あなたの心身の健康を守るため、そして将来の夢を実現するための、最善の選択かもしれません。周りの意見に流されることなく、自分の気持ちに正直に、そして一歩ずつ進んでいきましょう。あなたは、決して一人ではありません。