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28歳からインフラエンジニアは無理?野球経験と資格を活かす転職戦略

  • 就職活動
2025年06月27日

「28歳、国立大学理系(機械工学専攻)卒業で、現在は営業職に就いています。IT業界は未経験ですが、インフラエンジニアに興味を持ち、独学で基本情報技術者とCCNAを取得しました。大学時代は研究室でプログラミングや数値計算を頻繁に使用していました。未経験でも、構築・設計フェーズに直接関われる転職は可能でしょうか?」

このご相談、大学野球経験者の方からよくある悩みと重なる部分があります。野球部出身で、卒業後に全く異なる業界へ進むことを不安に感じている方、そしてご家族の方々から、キャリア転換について多くの相談を受けてきました。28歳という年齢、営業職からの転職、IT業界未経験という状況は確かに不安要素ではありますが、ご自身の経験や資格を効果的に活かすことで、十分に可能性はあります。

IT業界未経験でもインフラエンジニアになれる?

「28歳から、しかも未経験でインフラエンジニアになれるのか?」と不安に思われるかもしれません。わかります。私もそうでしたから。しかし、年齢は必ずしもハンデではありません。むしろ、これまでの経験や、持ち前の粘り強さ、責任感といった野球部で培ったスキルが大きな武器となる可能性があります。

例えば、私の友人で、大学時代は野球部に所属し、卒業後に全く違う業界へ就職した人がいます。彼は営業職を経て、30歳を過ぎてからIT業界へ転職し、今ではシステムエンジニアとして活躍しています。彼の成功の秘訣は、営業経験で培ったコミュニケーション能力と、野球部で鍛えられた粘り強さでした。お客様との関係構築や、困難な課題への粘り強い対応は、IT業界でも非常に重要視されます。

さらに、ご相談者様は基本情報技術者とCCNAを取得されています。これは大きな強みです。多くの企業は、資格取得への努力を評価します。特にCCNAは、ネットワークエンジニアとして働く上で必須とされる資格の一つです。これらの資格は、IT業界未経験であっても、あなたの技術力と学習意欲を示す強力な証拠となります。

もちろん、構築・設計フェーズにいきなり携わるのは難しいかもしれません。最初は、運用・保守からスタートするケースが多いでしょう。しかし、着実に経験を積み重ね、スキルアップを図ることで、将来的に構築・設計フェーズへ進む道は開けてきます。重要なのは、学び続ける姿勢です。IT業界は常に進化しているので、継続的な学習が不可欠です。野球部で培った努力の精神を活かして、スキルアップを目指しましょう。

野球部経験が活かせる転職活動とは?

「野球経験が、IT業界の転職活動でどのように活かせるの?」と疑問に思われるかもしれません。一見、関係ないように見えるかもしれませんが、野球部で培った経験は、多くの企業が求める能力と密接に関連しています

  • チームワーク:野球はチームスポーツです。チームメイトと協力し、目標達成のために努力する経験は、企業においても非常に高く評価されます。
  • 責任感:重要な場面で、チームを背負ってプレーする経験は、責任感の強さを示す強力な証拠となります。
  • 忍耐力:厳しい練習や試合を乗り越える経験は、忍耐力や精神力の強さを示しています。
  • 目標達成能力:目標を設定し、それを達成するために努力する経験は、企業においても非常に重要です。

これらの経験を、履歴書や面接で効果的にアピールすることが重要です。例えば、「大学時代の野球部活動で培ったチームワークを活かし、お客様との円滑なコミュニケーションを図りたい」といったように、具体的なエピソードを交えながら説明することで、企業はあなたの能力をより深く理解することができます。野球経験を単なる趣味としてではなく、あなたの強みとして積極的にアピールしましょう。

また、中小企業の中には、野球に理解のある企業も多く存在します。社会人野球クラブチームへの所属を支援したり、現役選手としての活動を尊重したりする企業もあります。もし、そのような企業を探したい場合は、一度、当機構にご相談ください。(※当機構では、野球に理解のある中小企業への就職支援に特化しておりますが、本記事は就職支援を目的としたものではありません。あくまで、ご相談者様のキャリア形成における課題解決を支援するものです。)

具体的な転職活動のステップと注意点

では、具体的な転職活動のステップを見ていきましょう。まずは、自分の強みや弱みを客観的に分析することから始めましょう。そして、自分のキャリアプランを明確にしましょう。インフラエンジニアとして、どのような分野で活躍したいのか、どのようなスキルを身につけていきたいのか、などを具体的に考えてみましょう。

次に、求人情報サイトや転職エージェントを活用して、自分に合った求人を探しましょう。多くの求人情報サイトや転職エージェントでは、IT業界の求人が豊富に掲載されています。自分のスキルや経験、キャリアプランに合った求人を探すことが重要です。転職エージェントを利用する場合は、担当者とのコミュニケーションを密にすることで、より自分に合った求人を紹介してもらえる可能性が高まります。

面接では、自信を持って自分の経験やスキルをアピールしましょう。特に、野球部での経験を活かして、チームワークや責任感、忍耐力などをアピールすることが重要です。また、質問には正直に、具体的に答えるようにしましょう。嘘をついたり、曖昧な回答をしたりすると、企業の信頼を失う可能性があります。熱意と誠意をもって面接に臨むことが大切です。

最後に、焦らず、じっくりと転職活動を進めることが重要です。転職活動は、時間と労力を要するものです。すぐに結果が出なくても、あきらめずに努力を続けることが大切です。自分のペースで、着実にステップを踏んでいくことが、成功への近道です。

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