「特に何かやりたいことがなく商業高校卒業後、公務員になり、結婚して、未だに公務員をやっています。中国語の奥深さと日本と中国の関係に興味がわき、中国語を学問としてやっていきたいと強く考えるようになりました。今は私の収入はほとんど小遣いですが、夫は自由業に近い業のため、周りからは『もったいない、ふざけるな、馬鹿じゃないか?』と言われますがあきらめ切れません。今29歳、年中の子供ひとりです。辞めてまで大学に行くのは愚かでしょうか?また、学力が無いと自信(苦笑)がありますが、努力ではどうにもならないのでしょうか…?」 このようなご相談、わかります。29歳、お子さんもいらっしゃる中で、新たな一歩を踏み出すことに迷う気持ち、痛いほど理解できます。周りの反対の声も、プレッシャーですよね。
大学進学は本当に「愚か」なことなのか?
「29歳で大学進学は遅すぎる」「もったいない」といった声、耳にするかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?年齢はただの数字です。大切なのは、あなたが中国語を学ぶことにどれだけの情熱を持っているか、そしてその情熱をどのように社会に活かしたいかです。例えば、私の友人で、40歳を過ぎてから大学で心理学を学び、キャリアカウンセラーとして活躍している人がいます。年齢は関係ありません。あなたの情熱と努力次第で、必ず道は開けます。
もちろん、現実的な問題もあります。経済的な負担、育児との両立など、乗り越えるべき壁はたくさんあるでしょう。でも、それらは解決できない問題ではありません。まずは、具体的なプランを立ててみましょう。例えば、通信制大学や夜間大学、働きながら通える大学などを検討するのも良いかもしれません。奨学金制度や育児支援制度なども調べてみてください。意外と多くの支援制度があることに驚くかもしれませんよ。
そして、ご家族としっかり話し合うことも重要です。ご主人の理解を得ることは、大きな支えになります。あなたの夢を理解してもらうために、なぜ中国語を学びたいのか、大学進学で何が得られるのかを具体的に説明しましょう。もしかしたら、最初は反対されても、あなたの熱意が伝われば、応援してくれるかもしれません。
学力不足は本当に克服できないものなのか?
「学力が無い」と心配されているようですが、努力次第で必ず克服できます。大切なのは、「努力する」という意思を持つことです。高校卒業以来、勉強から遠ざかっていたとしても、今からでも遅くはありません。まずは、基礎から着実に学び直すことから始めましょう。参考書や学習アプリを活用したり、予備校に通ったり、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。そして、継続することが何より重要です。毎日少しずつでも、継続して勉強することで、必ず力はついてきます。
また、大学入学試験対策だけでなく、中国語の学習にも力を入れることをお勧めします。大学入学後、中国語の授業についていくためには、ある程度の基礎力が必要です。中国語学習用の教材やオンラインコースなどを活用して、予め中国語の基礎を固めておくことで、大学生活をよりスムーズにスタートできます。中国語の学習は、大学進学後のあなたの目標達成に直結します。大学入学試験対策と並行して、積極的に学習を進めていきましょう。
さらに、学習仲間を作ることも効果的です。一緒に勉強する仲間がいれば、モチベーションを維持しやすくなります。大学受験予備校の仲間や、オンライン学習コミュニティなどを活用してみるのも良いかもしれません。互いに励まし合いながら、目標に向かって頑張りましょう。
周りの反対をどう乗り越えるか?
周りの反対の声は、確かに辛いものです。しかし、あなたの夢を叶えるために、周りの意見に流される必要はありません。大切なのは、自分の気持ちに正直になることです。周りの人は、あなたのことを心配しているからこそ、反対しているのかもしれません。しかし、あなたの夢を理解してもらうためには、あなたの熱意と計画をしっかり伝えることが大切です。そして、結果で示すことも重要です。大学進学を決意したら、目標に向かって努力し、着実に結果を出していくことで、周りの理解も得られるはずです。
周りの反対を乗り越えるためには、自分の気持ちをしっかりと整理し、目標を明確にすることが大切です。なぜ中国語を学びたいのか、大学進学によって何が得られるのか、将来どのようなキャリアを描きたいのかなどを具体的に書き出してみましょう。そうすることで、自分の気持ちを確認し、周りの人に伝えるための材料になります。そして、計画を立て、着実に実行していくことで、周りの人の不安を取り除き、応援してくれる人を増やすことができるでしょう。
もし、就職活動について不安があるようでしたら、大学野球支援機構のような団体に相談してみるのも良いかもしれません。私たちは、野球経験者だけでなく、様々なバックグラウンドを持つ学生の就職活動をサポートしています。特に、野球に理解のある中小企業との繋がりも持っていますので、あなたのキャリアプランに合った企業を見つけるお手伝いができるかもしれません。もちろん、社会人野球クラブチーム所属や現役選手としての活動に配慮のある企業も紹介可能です。これはあくまで可能性の一つとしてご参考ください。まずは、ご自身のキャリアプランをじっくりと練り上げていくことが大切です。